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行方事務所 [ご案内マップ]

〒311-1525 行方市両宿697−1番地
162 644 553*28
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。
 

熊ノ平古墳群(くまのだいらこふんぐん 08-424-079) [ご案内マップ]
162 644 341*76

所在地 茨城県行方市両宿猫平517番地ほか
立地 行方市の北部,武田川右岸の台地上
調査原因 東関東自動車道水戸線(潮来〜鉾田)建設事業
委託者 国土交通省関東地方整備局常総国道事務所
調査期間 2018年6月1日〜11月30日
調査面積 17,535㎡
種類 古墳,集落跡
主な時代 縄文時代,古墳時代,奈良時代,平安時代
主な遺構 堅穴建物跡,炉跡,土坑,溝跡
主な遺物 縄文土器(深鉢),石器(敲石・石鏃・石匙),土師器(坏・高坏・甕・甑・鉢),須恵器(坏・高坏・蓋・甕・甑),土製品(支脚),金属製品(刀子・釘・煙管),鍛冶関連遺物(鉄滓)
*主な時代をクリックすると年表が出ます。


調査の状況

北部の調査を中心に進めています。古墳時代後期から平安時代までの竪穴建物跡を確認し,断続的に集落が営まれていたことが明らかになりました。奈良時代の第28号竪穴建物跡は,竈に用いられていた粘土が床面に散らばった状態で確認できました。建物の廃絶に伴って竈を壊した際に構築材である粘土が散らばったものと考えられます。須恵器の坏の口縁部が人為的に打ち欠かれ,その付近には油煙が付着しており,灯明用に使用したものがありました。他の土器に比べ,やや小ぶりであり,特殊な土器です。
 
奈良時代の第28号竪穴建物跡 床面から出土した灯明用の須恵器
 
 

調査の成果

当古墳群では,縄文時代から平安時代の竪穴建物跡や土坑,溝跡の調査を行っています。調査区は南部の1区と北部の2区とに分かれており,現在調査している1区からは古墳時代の竪穴建物跡のほか,縄文時代の竪穴建物跡や土坑などを確認しました。第15号竪穴建物跡からは縄文時代前期の土器が,第11号土坑からは縄文時代中期初めの土器が出土しました。縄文時代の人々の生活を窺い知ることのできる貴重な資料になると考えています。
 
第11号土坑から出土した縄文土器 第15号竪穴建物跡から出土した縄文土器
 
 

調査の成果

竪穴建物跡の調査を行っています。これまでに古墳時代後期から平安時代までの竪穴建物跡を確認しました。古墳時代後期の第6号竪穴建物跡は,南北に長い長方形で,中央部に炉が設けられています。南北の長さは8mを超える大形の建物跡で,北側からは多数の土器が割れて散らばっている状態で出土しました。古墳時代後期の竪穴建物跡は,炉ではなく竈をもつものが一般的です。同じく古墳時代後期の第8号竪穴建物跡は北壁に竈が設けられています。竈の中からは,完全な形の土器や,軟質の石材が竈から崩落したような状態で確認でき,当時の竈の様子を考えるうえで貴重な資料となります。
 
大形で中央部に炉をもつ第6号竪穴建物跡 土器と石材が出土した第8号竪穴建物跡の竈
 
 

調査の成果

表土除去と並行して遺構確認作業を進めています。これまでに確認した遺構は,古墳時代や奈良・平安時代の竪穴建物跡,縄文時代の炉跡のほか,各時代の土坑や溝跡です。これらの遺構は広い範囲に点在し,断続的に土地の利用が行われていたことが考えられます。確認作業によって出土した遺物は,縄文時代前期と古墳時代後期の土器が比較的多くみられます。
 
表土中から出土した縄文時代前期の土器
 
 

調査の成果

6月から調査を開始しました。現在は調査区内の表土除去を進めています。並行して行っている遺構確認作業では,縄文時代前期の土坑や奈良・平安時代の竪穴建物跡などを確認しました。一部先行して調査を行った部分では,北壁と東壁に竈が設けられている特徴的な竪穴建物跡が確認できました。今後は表土除去と遺構確認作業を進めていきます。
 
竪穴建物跡などの調査状況 北壁と東壁に竈をもつ平安時代の竪穴建物跡
 
 

 
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