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橋爪遺跡(はしづめいせき 08-321-046) [ご案内マップ]
112 891 784*85
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

所在地 茨城県笠間市橋爪911-5ほか
立地 笠間市東部、涸沼川と涸沼前川に挟まれた標高約42〜43mの台地上
調査原因 一般県道平友部停車場線道路改良事業
委託者 茨城県水戸土木事務所
調査期間 2021年度9月1日〜10月31日
調査面積 524㎡
種類 集落跡、道路跡
主な時代 縄文時代、平安時代、中世
主な遺構 竪穴建物跡3棟、道路跡1条、土坑8基
主な遺物 縄文土器、土師器、須恵器、灰釉陶器、陶器、土製品、石器、金属製品
*主な時代をクリックすると年表が出ます。


調査の成果(2021.10)

10月で調査を終了しました。調査の結果、調査区の南東部で縄文時代中期の竪穴建物跡、北西部で平安時代の竪穴建物跡を確認しました。縄文時代の竪穴建物跡は、確認状況から円形と推定でき、炉の壁面に石を使用した石囲炉と呼ばれる炉を確認しました。また、北東部から中央部では、現道に沿うように中世の道路跡を確認しました。道路跡は、当遺跡の西側に位置する中世の宍戸城跡の方向に延びていることから、関連性が考えられます。貴重な成果をあげることができました。
 
縄文時代中期の竪穴建物跡 中世の道路跡


調査の状況(2021.9)

今月から調査を開始しました。縄文時代と平安時代の竪穴建物跡のほか、道路跡と考えられる遺構などを確認しています。今回の調査区周辺で過去に実施された市の調査でも、縄文時代の遺構が多数確認されていることから、当時の集落の広がりを想定しながら10月の調査を進めていきます。
 
縄文時代の竪穴建物跡での掘り込み作業 縄文時代の竪穴建物跡に投げ込まれた多量の土器片


笠間事務所[ご案内マップ]
〒309-1722 茨城県笠間市平町1832-5付近
112 891 758*11
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。



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