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上街道東遺跡(かみかいどうひがしいせき 08-482-036) [ご案内マップ]
18 531 590*23
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

所在地 茨城県つくばみらい市板橋2280-2ほか
立地 つくばみらい市中央部、中通川右岸の標高約14〜22mの台地上
調査原因 主要地方道野田牛久線バイパス事業
委託者 茨城県土浦土木事務所
調査期間 2021年4月1日〜6月30日
調査面積 6,168㎡
種類 集落跡
主な時代 縄文時代、奈良時代、平安時代、室町時代
主な遺構 竪穴建物跡8棟(奈良時代2・平安時代6)、掘立柱建物跡5棟(室町時代)、方形竪穴遺構4基(室町時代)、井戸跡2基(室町時代)、地下式坑3基(室町時代)、土坑248基(縄文時代3・奈良時代3・平安時代15・室町時代24・時期不明203)、溝跡8条(室町時代7・時期不明1)、柱穴列5条(時期不明)、ピット群12か所(時期不明)
主な遺物 土師器(坏・甕・甑)、須恵器(坏・甕類)、土師質土器(小皿)、陶器(碗・鉢類)、土製品(支脚・紡錘車)、石器(鏃・磨製石斧・砥石)、鉄製品(刀子・釘)、銭貨
*主な時代をクリックすると年表が出ます。


調査の成果(2021.6)

昨年度から続いていた当遺跡の調査が終了しました。調査では、奈良時代や平安時代の竪穴建物跡などを確認し、集落が広がっていたことがわかりました。室町時代には墓域として利用されていたと考えられます。また、調査区の南部では、室町時代の大型の掘立柱建物跡2棟分を確認しました。このうち1棟は桁行7間、梁行2間で、規模は桁行(東西方向)約15m、梁行(南北方向)約7mと考えられます。北側と南側に庇(ひさし)をもつ建物跡で、当遺跡の南に位置していたとされる板橋城との関わりなどが推定されます。
 
南北に庇をもつ大型の掘立柱建物跡 調査終了状況


調査の状況(2021.5)

昨年度に引き続き調査を行っており北部では、地下式坑、方形竪穴遺構、火葬施設、溝跡などを確認しました。これらのことから、本年度の調査範囲は、中世の墓域として土地利用されていた様子が明らかになりました。また、南部では現在のところ、奈良・平安時代の竪穴建物跡や、中世と考えられる地下式坑などを確認しています。
 
調査状況 地下式坑とそれに掘り込まれた竪穴建物跡


つくばみらい事務所[ご案内マップ]
〒300-2307 茨城県つくばみらい市板橋2046−2付近
18 531 295*35
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

 
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