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島名前野東遺跡

 
書名ふりがな
しまなまえのひがしいせき
書名
島名前野東遺跡
副書名かな
いっぱんこくどう468ごうしゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうけんせつじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名
一般国道468号首都圏中央連絡自動車道新設事業に伴う埋蔵文化財調査報告書
巻次
 
シリーズ名
茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号
第439集
著者名
茂木悦男
編集・発行機関
公益財団法人茨城県教育財団
郵便番号
310-0911
所在地
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号
029-225-6587
発行年月日
2020(令和2)年3月16日
遺跡番号
08220-389
遺跡名かな
しまなまえのひがしいせき
遺跡名
島名中代遺跡
遺跡所在地かな
いばらきけんつくばしおおあざしまなあざまえの3807ばんちほか
遺跡所在地
茨城県つくば市大字島名字前野3,807番地ほか
遺跡北緯度
36度3分19秒
遺跡東経度
140度3分19秒
遺跡標高
20~23m
調査期間
20130601~20170831
調査面積
6,636㎡
調査原因
一般国道468号首都圏中央連絡自動車場新設事業に伴う事前調査
種別
集落跡/その他
時代
古墳/明治/不明
遺構と遺物
縄文 縄文土器(深鉢),石器(スクレーパー,石鏃),剥片
古墳 竪穴建物跡6棟/土師器(坏・椀・坩・高坏・壺・甕・小形甕・甑・手捏土器),土製品(土玉・管玉・丸玉・棗玉・支脚),石器(砥石),石製品(臼玉・有孔円板),鉄製品(刀子)
明治 炭焼窯2基/石器(石臼・茶臼),金属製品(煙管),陶器(擂鉢),瓦
不明 土坑34基,溝跡3条,炉跡2基,方形周溝遺構,ピット群2か所
要約
当遺跡は,平成11年度から断続的に調査され,今回は平成25年度調査の報告である。調査では,古墳時代中期の竪穴建物跡3棟,後期の竪穴建物跡3棟などを確認した。これまでの調査から,当遺跡の集落は古墳時代前期(4世紀)に成立し,中期(5世紀)から後期(6世紀)にかけて拡大し,後期(7世紀)に縮小することが分かった。この時期,当遺跡周辺の遺跡でも同様の消長をたどることが分かっている。
 
写真1 古墳時代 第140号竪穴建物跡

写真2 第140号竪穴建物跡から出土した遺物
(坏・甕・小形甕・甑・手捏土器)

 
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