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上境滝の台古墳群

 
書名ふりがな
かみざかいたきのだいこふんぐん かみざかいさくのうちいせき2 かみざかいさくのうちこふんぐん
書名
上境滝の台古墳群 上境作ノ内遺跡2 上境作ノ内古墳群
副書名かな
なかね・こんだだいとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名
中根・金田台特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
ⅩⅩⅣ
シリーズ名
茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号
第450集
著者名
三浦裕介
編集・発行機関
公益財団法人茨城県教育財団
郵便番号
310-0911
所在地
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号
029-225-6587
発行年月日
2017(平成29)年3月17日
遺跡番号
08-220-099
遺跡名かな
かみざかいたきのだいこふんぐん
遺跡名
上境滝の台古墳群
遺跡所在地かな
いばらきけんつくばしかみざかい297ばんちほか
遺跡所在地
茨城県つくば市上境297番地ほか
遺跡北緯度
36度06分38秒
遺跡東経度
140度07分28秒
遺跡標高
25〜27m
調査期間
20190501~20190930
調査面積
3,415㎡
調査原因
中根・金田台特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別
集落跡/墓域/ その他
時代
旧石器/縄文/弥生/古墳/不明
遺構と遺物
旧石器 石器集中地点6か所/石器(ナイフ形石器・楔形石器・台形様石器・石斧・削器・掻器・石核・二次加工剥片・剥片・砕片・礫)
縄文 土坑184基/縄文土器(深鉢・浅鉢),石器(垂飾り・石鏃・磨製石斧・石皿・磨石・敲石)
弥生 竪穴建物跡4棟/弥生土器(壺),土製品(紡錘車),石器(石鏃・磨石)
古墳 古墳1基/須恵器(長頸瓶),灰釉陶器(瓶類・短頸壺),石器(丸玉),金属製品(直刀・鳩目金具・責金具・目釘・鐔・鎺・鞘尻・刀子・鏃・),ガラス製品(小玉)
不明 竪穴建物跡1棟,方形竪穴遺構1棟,土坑124基,溝跡1条,ピット群2か所/石器(ナイフ形石器・楔形石器・削器・掻器・台形様石器・尖頭器・二次加工剥片,石器未製品・石核・剥片・砕片・石鏃)
要約
上境滝の台古墳群は,旧石器時代から古墳時代にかけての複合遺跡である。縄文・弥生時代には集落,古墳時代には墓域となる。旧石器時代の遺物は,3万年前より下層から出土している。古墳は前方後円墳(帆立貝形)で,変則的古墳である。


遺跡番号
08-220-512・513
遺跡名かな
かみざかいさくのうちいせき・かみざかいさくのうちこふんぐん
遺跡名
上境作ノ内遺跡・上境作ノ内古墳群
遺跡所在地かな
いばらきけんつくばしかみざかい185ばんちの1ほか
遺跡所在地
茨城県つくば市上境185番地1ほか
遺跡北緯度
36度06分49秒
遺跡東経度
140度07分23秒
遺跡標高
23〜26m
調査期間
20190901~20191231
調査面積
5,522㎡
調査原因
中根・金田台特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別
集落跡/墓域/ その他
時代
旧石器/古墳/平安/江戸/不明
遺構と遺物
旧石器 石器集中地点3か所/石器(石核・二次加工剥片・剥片・砕片・礫)
古墳 古墳4基/土師器(坏・器台・高坏・鉢・甕),須恵器(坏),埴輪(円筒・形象・器財),金属製品(直刀・刀装具・刀子・鉄鏃・鋲・不明),ガラス製品(小玉)
平安 土坑1基/須恵器(坏)
江戸 溝跡1条/陶器(天目茶碗)
不明 土坑121基,溝跡2条,粘土採掘坑1基/石器(ナイフ形石器・尖頭器・楔形石器・二次加工剥片・石核・剥片・石鏃・原石・礫)
要約
上境作ノ内遺跡・上境作ノ内古墳群は,旧石器時代から江戸時代にかけての複合遺跡である。古墳3基を今回の調査で新たに確認した。第1・8・9号墳は前方後円墳(帆立貝形)で変則的古墳である。第1号墳周溝からは器財埴輪(織機)が出土している。
 
上境滝の台古墳群
第1号石器集中地点 遺物出土状況
上境作ノ内古墳群
第1号墳周溝 遺物出土状況
 
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