書名ふりがな
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おおたかだいいせき きたくぼびーいせき |
書名
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大高台遺跡 北久保B遺跡 |
副書名かな
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いっぱんけんどうたかはぎはなわせんばいぱすせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名
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一般県道高萩塙線バイパス整備事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次
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シリーズ名
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茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号
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第453集 |
著者名
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三浦裕介,萩原宏季,パリノ・サーヴェイ株式会社,山形大学高感度加速器質量分析センター |
編集・発行機関
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公益財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号
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310-0911 |
所在地
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茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号
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029-225-6587 |
発行年月日
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2021(令和3)年3月17日 |
遺跡番号
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08214-005 |
遺跡名かな
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おおたかだいいせき |
遺跡名
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大高台遺跡 |
遺跡所在地かな
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いばらきけんたかはぎしあかはま1883ばんち4ほか |
遺跡所在地
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茨城県高萩市赤浜1883番地4ほか |
遺跡北緯度
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36度73分84秒 |
遺跡東経度
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140度71分53秒 |
遺跡標高
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41〜45m |
調査期間
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20190104~20190331/20190401~20190831 |
調査面積
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8,640㎡ |
調査原因
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一般県道高萩塙線バイパス整備事業に伴う事前調査 |
種別
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集落跡/寺院跡/ その他 |
時代
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弥生/古墳/奈良・平安/中世/近世/不明 |
遺構と遺物
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旧石器・縄文 |
石器(掻器・石鏃・石核・剥片),縄文土器(深鉢) |
弥生 |
竪穴建物跡5棟/弥生土器(高坏・蓋・壺・甕),土製品(紡錘車),石器,石製品(剥片・磨製石斧・磨石・敲石・紡錘車) |
古墳 |
竪穴建物跡8棟/土師器(坏・坩・壺・甕・甑・手捏土器),須恵器(坏),石器,石製品(石皿・磨石・勾玉・支脚) |
奈良・平安 |
竪穴建物跡29棟,掘立柱建物跡6棟,土坑2基/土師器(坏・高台付坏・甕・手捏土器),須恵器(坏・高台付坏・蓋・盤・高盤・短頸壺・甕・円面硯),灰釉陶器(碗),土製品(紡錘車・羽口),石器,石製品(砥石・紡錘車・腰帯具),金属製品(刀子・鎌・紡錘車・釘),鉄滓 |
中世・近世 |
掘立柱建物跡26棟,方形竪穴遺構76基,地下式坑1基,土坑墓1基,火葬施設1基,道路跡1条,溝跡2条,土坑7基,粘土貼土坑19基/土師質土器(小皿・内耳土器・火舎),瓦質土器(擂鉢・火舎),陶器(小皿・丸皿・菊皿・天目茶碗・鉢・壺・瓶),磁器(皿・碗),瓦(丸瓦),石器・石製品(砥石・硯),金属製品(鎌・刀子・刀装具・釘・権),銭貨,鉄滓,自然遺物(炭化米・炭化材・人骨) |
不明 |
溝跡6条,柱穴列2条,土坑421基,炭窯跡1基,ピット群6か所/土師器,須恵器,土師質土器,瓦質土器,陶器,磁器,金属製品 |
要約
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弥生時代中期後葉から後期前葉,古墳時代は4世紀と6世紀,奈良・平安時代は8世紀後葉から10世紀中葉にかけての集落跡を確認した。中世から近世の遺構は,13世紀後葉から17世紀にかけてのもので,当地に伝承される妙法寺跡の可能性がある。妙法寺の開基者と伝わる僧「日弁」の名が記された土師質土器小皿のほか,輸入陶磁器類が出土しており,在地の有力者との結びつきの強い寺院であったと考えられる。 |