書名ふりがな
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しもおおがいせき3 |
書名
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下大賀遺跡3 |
副書名かな
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いっぱんこくどう118ごうどうろかいちくじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょさん |
副書名
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一般国道118号道路改築事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次
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Ⅲ |
シリーズ名
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茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号
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第467集 |
著者名
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獅子内一成 清水哲 荒井保雄 野田良直 近江屋成陽 |
編集・発行機関
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公益財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号
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310-0911 |
所在地
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茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号
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029-225-6587 |
発行年月日
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令和5年3月17日 |
遺跡番号
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08343-007 |
遺跡名かな
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しもおおがいせき |
遺跡名
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下大賀遺跡 |
遺跡所在地かな
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いばらきけんなかしおおあざうりづら845ばんちほか |
遺跡所在地
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茨城県那珂市大字瓜連845番地ほか |
遺跡北緯度
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36度30分27秒 |
遺跡東経度
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140度26分29秒 |
遺跡標高
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43~44m |
調査期間
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20130401~2030831 20141201~20150331
20150401~20151031 20161001~20170331 |
調査面積
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15,390㎡ |
調査原因
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一般国道118号線どうろ改築事業に伴う事前調査 |
種別
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石器集中地点/集落跡/その他 |
時代
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旧石器/縄文/弥生/古墳/奈良・平安/江戸/時期不明 |
遺構と遺物
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旧石器 |
石器集中地点1か所/石器(角錐状石器・ナイフ形石器・削器・石核・剥片) |
縄文 |
竪穴建物跡2棟、土坑2基/縄文土器(深鉢)、石器(磨石) |
弥生 |
竪穴建物跡7棟、土坑2基/弥生土器(高杯・細口壺・広口壺)、石器(紡錘車) |
古墳 |
竪穴建物跡23棟、方形周溝墓4基、土坑6基/土師器(坏・坩・器台・高杯・壺・台ツ甕・甕)、土製品(紡錘車・支脚)、金属製品(手鎌・鉋) |
奈良・平安 |
竪穴建物跡112棟、掘立建物跡20棟、竪穴遺構9棟、道路跡1条、土坑33基/土師器(坏・高台付坏・高台付椀・蓋・皿・小皿・鉢・壺・甕・甑)、須恵器(杯・高台付付・蓋・短頸壺・長頸壺・大甕・甑)、灰釉陶器(碗・長頸瓶)、緑釉陶器(輪花皿)、磁器(碗・皿)、土製品(管玉・土鈴・支脚)、石器・石製品(紡錘車・砥石・支脚)、金属製品(刀子・鉄鏃・錫杖) |
江戸 |
土坑2基/鉄製品(釘)、銭貨(寛永通宝)、自然犬物(人骨) |
時期不明 |
竪穴建物跡1棟、土坑744基、溝跡6条、ピット群6か所/土師器(坏・高台付坏・高台付碗・皿・壺・甕・甑)、須恵器(杯・高台付杯・蓋・短頸壺・長頸瓶・甕・甑) |
要約
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今回報告の調査区は、遺跡の北部台地上に位置し、旧石器時代の石器製作跡をはじめ、縄文時代から平安時代までの継続した集落が営まれていた。その主体は平安時代で、同時代の道路跡、灰釉陶器や緑釉陶器などの出土遺物から、拠点的な集落であったと考えられる。特に人物画が描かれた同時代の石製支脚は注目される。 |