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上河原崎前山遺跡

 
書名ふりがな
もとなかきたひがしとうしろういせき かみかわらざきまえやまいせき
書名
元中北東藤四郎遺跡 上河原崎前山遺跡
副書名かな
かみかわらざき・なかにしとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名
上河原崎・中西特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
7
シリーズ名
茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号
第469集
著者名
坂本勝彦 清水哲
編集・発行機関
公益財団法人茨城県教育財団
郵便番号
310-0911
所在地
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号
029-225-6587
発行年月日
2023(令和5)年3月17日
遺跡番号
08220-379
遺跡名かな
かみかわらざきまえやまいせき
遺跡名
上河原崎前山遺跡
遺跡所在地かな
いばらきけんつくばしかみかわらざきあざまえやま403ばんち3ほか
遺跡所在地
茨城県つくば市上河原崎字前山403番地3ほか
遺跡北緯度
36度4分43秒
遺跡東経度
140度2分38秒
遺跡標高
24m
調査期間
20190801~20191130
調査面積
6,871㎡
調査原因
上河原崎・中西特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別
集落跡
時代
旧石器/古墳/時期不明
遺構と遺物
旧石器 石器集中地点1か所/石器(ナイフ形石器・尖頭器・二次加工のある剥片・微細剥離痕のある剥片・剥片・砕片・石核)
古墳 竪穴建物跡8棟/土師器(坩・高坏・壺・甕・甑)、土製品(土玉・管状土錘・舟形土製品ヵ・支脚)、石器(砥石)、石製品(勾玉)、ガラス製品(臼玉)、金属製品(鉄斧・不明鉄製品)
時期不明 溝跡2条、土坑27基、ピット群1か所/縄文土器(深鉢)、土師質土器(小皿・内耳鍋)、石器(ナイフ形石器・石鏃)
要約
当遺跡は元中北東藤四郎遺跡とともに古墳時代中期前葉を主体とする集落跡で、浅い谷を挟んで南北に隣接している。集落の存続時期が一致することから、短期間に営まれた同時期の集落とみられる。竪穴建物跡からは、焼土や炭化材とともに土製品や石製模造品などの祭祀遺物が出土しており、それらの建物の多くは、故意に焼却されたものと考えられる。
 
調査区全景(西から) 第1号竪穴建物跡貯蔵穴遺物出土状況
 
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