西明遺跡
にしみょういせき
所在地MAP
所在地 | 筑西市明野町大字鍋山字西明 |
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立地 | 筑西市東部、小貝川と大川に挟まれた標高約30mの平坦な低台地上 |
主な時代 | 古墳時代奈良時代平安時代 |
調査の成果
date on: 2025.03
令和7年2月に調査を開始しました。調査区の中央部からは、古墳時代前期の第1号竪穴建物跡を確認しました。出土した土師器は、ほとんどが床面より高い位置で確認していることから、建物が廃絶されて窪地化したところに投げ込まれたものと考えられます。また、井戸跡からは陶器の甕片が出土しました。特徴から、室町時代に常滑窯で焼かれたものと考えられます。短期間の調査でしたが、複数の時代に断続的に土地利用がされていたことが分かりました。
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第1号竪穴建物跡(中央の土坑は後世のもの)
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第1号竪穴建物跡から出土した土師器の器台