鳳原遺跡
ほうばらいせき
所在地 | 牛久市島田町ほか |
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立地 | 牛久市南東部、小野川左岸の標高22~26mの台地上 |
調査期間 | 2023年11月1日〜2024年3月31日 |
調査面積 | 13,469㎡ |
主な時代 | 縄文時代平安時代江戸時代 |
主な遺構 | 縄文土器、土師器、須恵器、陶器、磁器、土製品、石器、石製品、金属製品 |
主な遺物 | 縄文土器、土師器、須恵器、陶器、磁器、土製品、石器、石製品、金属製品 |
調査の状況
date on: 2024.02
平安時代の竪穴建物跡3棟を確認しました。一辺の長さが3~4mで、いずれも北壁に竈が設けられています。軸方向がほぼ一致することや出土遺物などから同時期に存在していたことがうかがえます。この3棟より北側では竪穴建物跡や掘立柱建物跡が確認できないことから、集落の北端であることが推測できます。
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確認した竪穴建物跡■と掘立柱建物跡□(上が南)
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平安時代の竪穴建物跡と出土遺物
調査の状況
date on: 2024.01
平安時代の竪穴建物跡や掘立柱建物跡、江戸時代の塚などを確認しました。竪穴建物跡の竈からは遺物がほとんど出土せず、竈内で使われる土製支脚は、竈近くの床面から土器とともに並んで出土しました。また、竪穴建物跡の東側では同じ時期の掘立柱建物跡も確認でき、両者の関係性が注目されます。
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一辺約3mの小ぶりな竪穴建物跡
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床面に残された土器と土製支脚
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2間×3間の掘立柱建物跡