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調査成果展示会「関本中粟野城跡」を行いました 2024.10


令和6年9月22日(日)~27日(金)の期間で、北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館をお借りして、関本中粟野城跡の調査成果展示会を開催しました。22日(日)には担当の調査員が関本中粟野城跡から出土した磁器や陶器などや、調査成果について説明いたしました。短い時間でしたが、多くの質疑応答が交わされ、地域の歴史や文化財について思索を巡らせる有意義な時間となりました。
参加者からは、「地域に昔から住んでいるが、山城があったことは初めて知った。大変勉強になった」
「山の上に門など思いもよらないものがあったことが分かり、興味を持つことが出来た」など、多くの感想が聴かれました。
 
パネル展示を熱心に見学する参加者 調査成果のプレゼンテーション


久保台遺跡(笠間市)で現地説明会を行いました 2024.10


8月25日(日)、笠間市久保台遺跡で現地説明会を開催しました。50名の方にご参加いただきました。参加した方々は、調査員の話に熱心に耳を傾け、地域の歴史に思いをはせていました。猛暑にもかかわらずご来跡いただき、ありがとうございました。
 
出土した遺物の説明 確認した遺構の説明


令和6年度 第1回発掘調査遺跡・調査成果展示会「古房地遺跡」を開催しました 2024.8


令和6年4月から調査を開始した日立市の古房地遺跡については、現地説明会を開催するべく、関係諸機関と相談してきましたが、発掘現場が交通量の多い国道沿いであるなどの安全上の課題から、現地説明会開催は断念しました。
代わりに調査成果の写真パネルを中心とした展示会を開催することにし、令和6年7月24日(水)~30日(火)の期間で、日立市久慈交流センターをお借りして、古房地遺跡の調査成果展示会を開催しました。24日以降、久慈交流センターを利用された多くの市民の皆様に、調査成果の写真パネルをご覧いただくことができました。事前に準備した配付用の展示会資料150部が、29日(月)の午後までにすべて無くなるほどの盛況ぶりでした。
29日(月)は、調査担当の調査員が、古房地遺跡から出土した土器などを持参し、パネルと用意した資料を使いながら、調査成果について説明しました。当日は、出土品が見られるということもあり、小・中学生を含む多くの市民の皆様に足を運んでいただきました。短い時間ではありましたが、活発な質疑応答も交わされ、会場は郷土の歴史を語り合い、古代の生活に思いをはせる和やかな時間が流れました。
参加者からは、
「毎日通勤している道路の脇に、遺跡があることに驚いた。」
「古代の文字資料を間近に見ることができ、とても感動した。」
「他の遺跡の現地説明会で須恵器の坏は見たことがあるが、双耳坏は初めて見た。」
など、郷土に残された遺跡や歴史を身近に感じ、また、遺跡の発掘や考古学についても知ることができたといった感想が聴かれました。
最後になりますが、快く展示会場としてロビーや備品をお貸しくださった日立市久慈交流センターの職員の皆様に、心より感謝申し上げます。
 
熱心に調査員の説明を聴かれる参加者 じっくりと出土品を観察される参加者


ドキ☆土器体験ツアーを開催しました! 2024.8


8月4日(日)、埋蔵文化財整理センターで、ドキ☆土器体験ツアーを開催し、36名の方が参加しました。土器の接合・採拓・写真撮影の体験や、整理作業の見学では、みなさんの楽しそうに体験をする姿を見ることができました。暑い中にもかかわらず、たくさんの方に参加いただきありがとうございました。
 


ラーケーションを活用した遺跡発掘体験を行いました 2024.8


茨城県教育委員会では愛知県に次いで、全国で2番目となるラーケーションを導入しました。そこで、当財団も平日に親子で参加できる遺跡の発掘体験を企画しました。
6月11日につくば市谷田部陣場西遺跡、6月19~21・26日に牛久市鳳原遺跡において、小学生を中心に計32組、78人が参加しました。
暑い中ではありましたが、親子でいい汗を流しながら、土器が出土するたびに歓声をあげていました。体験者の中から将来の考古学者が出ることを楽しみにしております。
 
発掘体験中 遺跡内見学


県立笠間高校1年生が発掘体験に訪れました 2024.8


県立笠間高校の1学年19名の皆さんが、「総合的な探求の時間」の一環として、7月23日の午前中に当財団の城里町にある埋蔵文化財センターで、午後からはつくば市谷田部陣場西遺跡で遺跡発掘調査の仕事を体験しました。午後は猛暑日にも関わらず、竪穴住居跡を熱心に掘ってくれました。おかげで、仕事の進捗にも貢献してくれました。
 
調査風景1 調査風景2


令和5年度第5回(公財)茨城県教育財団調査成果発表会を開催しました 2024.3


令和6年3月24日(日)に、茨城県立歴史館において、調査成果発表会を開催しました。昨年度に引き続き第5回目の開催となり、当日は朝早くから81名の方々が歴史館にお集まりくださいました。
整理を担当した調査員2名と発掘現場を担当した調査員2名が、出土品や写真を交えながら、それぞれが担当した遺跡の整理成果や発掘成果を報告し、また、現地説明会が開催できなかった7か所の遺跡についても紙上で公開しました。短い時間ではありましたが、活発な質疑応答が交わされ、会場はとても温かい雰囲気に包まれました。
参加者からは、
「自分が調査に参加した遺跡のことが、よく理解できました。」
「茨城県内に多くの遺跡があることを知り、一層、興味がわきました。」
「発掘や考古学の楽しさ、魅力をあらためて実感しました。」
など、考古学を身近に感じ、県内の歴史を分かりやすく学べたといった感想が多く寄せられました。
 
   
4人の調査員による発表を熱心に聴かれる参加者の皆様
 
調査成果発表会資料2023(PDF)


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