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古房地遺跡(こぼうちいせき 08-202-143) [ご案内マップ]
768 600 356*25
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

所在地 日立市大みか町
立地 日立市南東部、茂宮川左岸の標高10~20mの海岸段丘上
調査期間 2024年4月1日~7月31日
調査面積 1,403㎡
主な時代 古墳時代、奈良時代、平安時代
主な遺構 竪穴建物跡、掘立柱建物跡、土坑、ピット、溝跡
主な遺物 須恵器、土師器、石器、金属器
*主な時代をクリックすると年表が出ます。


調査の状況(2024.7)

4~6月中旬までの前半の調査では、古代の竪穴建物跡11棟や掘立柱建物跡1棟をはじめ、土坑15基、溝跡3条などを確認しました。遺存状況の良好な遺構は、覆土が1m以上のものもありました。第11号竪穴建物跡からは、双耳坏(そうじはい)という、県北地域では珍しい須恵器が出土しました。また、第9号竪穴建物跡は焼失したと考えられ、炭化材や土器片が数多く出土しました。
6月下旬からは後半の調査が始まりました。今後も調査を継続していきます。
 
空撮による調査区遠景(北から) 空撮による調査区近景(鉛直から)
 
平安時代の第9号竪穴建物跡と出土遺物 第11号竪穴建物跡から出土した双耳坏(そうじはい)


調査の状況(2024.6)

奈良時代、平安時代のムラの跡を調査しています。
第5号竪穴建物跡の調査では、建物跡を覆っている1mの土を取りのぞいたところで建物の床を確認しました。床は、貼り床といって一度深く掘りこんだ所を平坦に埋め戻し、その上面を踏み固めて造られていました。当時の人々がどのように建物を造ったのかがよくわかる事例です。
 
竪穴の深さが1mもある第5号竪穴建物跡 第5号竪穴建物跡の内部施設の調査


日立事務所 [ご案内マップ]
〒319-1221 茨城県日立市大みか町5丁目2−1付近(日立製作所大みか事業所脇)
768 600 203*60
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。


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