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●中道南遺跡(なかみちみなみいせき 08-203-482) [ご案内マップ] |
65 756 844*20
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。 |
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所在地 |
土浦市中字中道ほか |
立地 |
土浦市南部、花室川右岸の標高13~25mの台地上 |
調査期間 |
2024年4月1日~8月31日 |
調査面積 |
4,065㎡ |
主な時代 |
縄文時代、古墳時代、奈良時代、平安時代 |
主な遺構 |
竪穴建物跡49棟(古墳8、奈良6、平安35)、掘立柱建物2棟(平安)、土坑90基(古墳1基、平安3基、時期不明86基)、柱穴列3基(時期不明)、ピット64基(時期不明)、炉跡2基 |
主な遺物 |
縄文土器(深鉢)、土師器(坏・高坏・高台付坏・甕・壺・甑)、須恵器(坏・高台付坏・盤・甕・甑)、灰釉陶器(皿・壺)、土製品(土玉・管状土錘・支脚・紡錘車)、石器・石製品(砥石)、金属製品(塔鋺形合子、鉄鏃・釘・刀子・鎌刃・鋤先)、鍛冶関連遺物(椀型滓) |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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今年度の調査が終了しました。昨年度に引き続き、古墳時代中期から平安時代の集落跡を確認しました。古墳時代中期の竪穴建物跡からは初期竈を確認できました。また、奈良・平安時代の竪穴建物跡からは鍬先・鎌など多くの鉄製品が出土しました。特に注目されるのは、平安時代の第18号竪穴建物跡から、銅製の塔鋺形合子(とうまりがたごうす)の蓋が出土したことです。全国で26例目、集落遺跡からの出土としては2例目となります。 |
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調査区の遠景(南から) |
調査区の近景(鉛直) |
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第18号竪穴建物跡のピットから出土した塔鋺形合子(蓋) |
塔鋺形合子(蓋) |
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調査が進み、竪穴建物跡約40棟の調査が終了しました。古墳時代中期から平安時代の生活に使用されていた、たくさんの遺物(土器、土製品、砥石、鉄製品など)が出土しました。その中には、当時貴重だった鉄製品も複数見られ、ほぼ原形の状態で出土したものもありました。 |
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古墳時代の竪穴建物跡から出土した遺物 |
平安時代の鉄製品(鍬先) |
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昨年度に引き続き、一般国道6号牛久土浦バイパス建設事業に伴う調査を行っています。4月以降、表土除去と遺構の確認作業を行った結果、古墳時代から平安時代にかけての竪穴建物跡や掘立柱建物跡を数多く確認しました。現在は主に平安時代の竪穴建物跡の調査に着手し、そのうちの1棟からはたくさんの鉄製品などが出土しています。この地で生活を営んだ古代人の姿を思い浮かべながら、今後も地域の歴史解明に向けて調査を進めていきます。 |
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竪穴建物跡の調査 |
掘りだされた平安時代の土器 |
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●土浦事務所 [ご案内マップ] |
〒300-0841 茨城県土浦市中818−4 |
65 756 782*17
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