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根方遺跡・諏訪寺院跡(ねかたいせき 08-443-178)(すわじいんあと 08-443-055) [ご案内マップ]
65 645 235*67
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

所在地 阿見町追原1535-1ほか
立地 阿見町東部、清明川左岸の標高約25mの台地上
調査期間 2024年9月1日〜令和7年3月31日
調査面積 1,946㎡
主な時代 縄文時代、古墳時代、奈良・平安時代
主な遺構 竪穴建物跡、掘立柱建物跡、土坑、溝跡、遺物包含層
主な遺物 縄文土器、土師器、須恵器、灰釉陶器、土製品、鉄製品、瓦
*主な時代をクリックすると年表が出ます。




調査の状況(2024.11)

調査区の中央部で、奈良時代の瓦を含む遺物包含層を確認しました。新しい時代の陶磁器も近くで出土しているため、奈良時代よりも後世に攪乱を受けたものと考えられます。多くの瓦が散乱した状態の中、文様のある瓦当部がほぼ完全な状態で残る軒丸瓦も出土しました。同じ文様の軒丸瓦は平成21年度の調査でも出土していますが、全体像がわかるものは初めての出土で、貴重な発見です。
 
軒丸瓦とともに散乱した状態の古代の瓦 出土した軒丸瓦


調査の状況(2024.10)

9月から調査を開始し、表土除去と並行して遺構の調査を進めています。調査区から道路を挟んだ西側には、建物の基壇状に土の高まりが残る場所が確認でき、周辺で奈良・平安時代の布目瓦が多数採集されていることから「諏訪寺院跡」と呼ばれています。今回の調査では、この寺院跡に関連する遺構・遺物について注目されます。現在調査中の竪穴建物跡からも捨てられた瓦が出土しました。
 
調査区(左)と基壇状の高まりが残る山林(右) 瓦が出土した奈良時代の第34号竪穴建物跡


阿見事務所 [ご案内マップ]
〒300-0314 稲敷郡阿見町追原2586(茨城県企業局 県南水道事務所 阿見浄水場内)
65 645 345*51
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。


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