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鳳原遺跡(ほうばらいせき 08-219-195) [ご案内マップ]
65 402 588*37
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

所在地 牛久市島田町1422-1ほか
立地 牛久市南東部、小野川左岸の標高22~26mの台地上
調査期間 2024年4月1日~2025年3月31日
調査面積 10,614㎡
主な時代 縄文時代、奈良時代、平安時代
主な遺構 竪穴建物跡、土坑、溝跡、遺物包含層
主な遺物 縄文土器、土師器、須恵器、土製品、金属製品、鉄滓
*主な時代をクリックすると年表が出ます。


調査の状況(2024.6)

今月は、調査と併行して表土除去と遺構の確認作業を行いました。表土除去した範囲からは、竪穴建物跡10棟などを確認しました。奈良時代の第10号竪穴建物跡の調査では、竈内から3枚重ねて伏せられた状態で須恵器坏などが出土しました。これらの出土状況から、竈の廃絶時に伴うマツリが行われたと想定できます。竪穴建物跡の竈の調査によって、当時の人々の竈に対する願いや思いの解明につながる多くの情報を得ることができます。
 
奈良時代の第10号竪穴建物跡(南から) 第10号竪穴建物跡の竈と出土遺物


調査の状況(2024.4)

今年度の調査が始まりました。現在、8世紀から9世紀にかけての竪穴建物跡を5棟調査しています。第9号竪穴建物跡の竈上部から墨書土器が伏せられた状態で出土し、底部には「成」と読める文字が書かれていました。竪穴建物跡中央部の床面上から炭化材が出土しており、この炭化材と床面の間からも墨書土器が出土しました。現在は炭化材を取り上げ、竈内部の調査を進めています。
 
中央から炭化材が出土した竪穴建物跡(南から) 竈上部から出土した墨書土器(西から)


牛久事務所 [ご案内マップ]
〒300-1285 茨城県牛久市茨城県牛久市正直町779付近
65 402 831*00
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。


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