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これまでの最新情報<2014年度>




見て ふれて 楽しい考古学−2014 茨城県教育財団調査遺跡紹介展−に伴って埋蔵文化財講演会を開催しました。  2014.12.20


 
12月20日(土),茨城県立歴史館の講堂において,埋蔵文化財講演会を開催しました。講師に國學院大學文学部教授の谷口康浩氏をお迎えして,「縄文時代のムラと社会」という演題で,縄文時代の環状集落について,ご講演いただきました。当日は145人もの方に参加いただき,参加者からは「縄文時代のムラが生き生きと目の前に広がるように思えました。」「最先端の学問に触れて大変意義がありました。」などの感想をお寄せいただきました。
講演会終了後,同館の「茨城県教育財団発掘調査遺跡紹介展」で,当財団が今年度整理作業を行っている15遺跡の出土品等について,担当調査員が解説を行いました。参加者は,調査員の説明に熱心に耳を傾けたり,疑問に思ったことを調査員へ尋ねたりする場面が,それぞれの展示場所で見られました。
多くの方にご参加いただき,講演会が盛大に開催できたことを深く感謝いたします。
 
開会行事の様子 講演の様子
 
展示解説の様子1 展示解説の様子2
 


東田中遺跡(石岡市東田中)で茨城県立さしま少年自然の家が「親子歴史はっくつ体験」  2014.11


 
11月22日(土)に,茨城県立さしま少年自然の家が主催の「親子歴史はっくつ体験」が開催されました。好天に恵まれ,40名の親子づれが参加されました。出土した縄文土器や石器,貝がらの説明と貝塚の見学に続いて,土器などが谷に捨てられてできた遺物包含層の掘り込みを行いました。親子で協力して掘り込みを進め,土器が見つかるたびに大きな歓声が上がっていました。子供たちだけでなく,保護者の方からも「とても楽しかった。」「機会があればまた参加したい。」などの感想が寄せられました。考古学を身近に感じ,郷土の歴史に目を向ける良い機会となったようです。
 
間近で見る縄文土器にビックリ! 縄文土器の大きなかけらが見つかりました


東田中遺跡(石岡市東田中)の現地説明会  2014.11


 
11月15日(土)に現地説明会を実施し,200名を超える方々にご参加いただきました。
貝塚の説明では,貝層の厚さに驚かれる方が多く,「石岡にこのような貝塚があるとは思わなかった。」「この近くまで海だったのか。」などの感想が聞かれました。
 
貝塚の説明を聞いている参加者 貝の選別作業を見学される参加者
 
現地説明会資料(PDF)


見て ふれて 楽しい考古学−2014 茨城県教育財団調査遺跡紹介展−(歴史の広場・ミニ紹介展In県庁)を開催しました。  2014.11


 
11月3日(月)・4日(火)の2日間に埋蔵文化財整理センター国田分館では,歴史の広場を開催いたしました。
歴史の広場では,展示遺物や整理作業の見学,勾玉づくり体験を行いました。来館した方々は,調査員からの説明に熱心に耳を傾けていました。勾玉づくり体験では,小さなお客様が夢中になって行っていました。
 
紙やすりで丁寧に勾玉を削っています。 出来あがった勾玉にきれいな色を塗っています。
 
11月10日(月)から14日(金)までに茨城県庁2階県民ホールにおいて,ミニ紹介展In県庁を開催いたしました。
5日間で総数1120名という多くの皆様方にご来場いただき,ありがとうございました。小さなお子さんから中高年まで幅広い年齢の方々が訪れ,興味・関心を示してくださいました。
 
調査員へ質問する来場者 説明を熱心に聞く来場者
 
今回の展示を通して,県民の皆様は県内の歴史や文化に思いをはせることができたのではないでしょうか。12月5日(土)から歴史館において,本年度整理作業を行っている15遺跡から出土した278点の遺物を展示します。ぜひ,ご来場ください。


吉十北遺跡(鉾田市下冨田)で茨城町立沼前小学校6年生が体験学習  2014.10.28


 
10月28日(火),茨城町立沼前小学校の6年生30人が縄文時代の竪穴建物跡の発掘を体験されました。小さなシャベルで黒い土を掘り込んでいくと,縄文土器がぞくぞくと顔を出し,そのたびに大きな歓声が上がりました。土器の文様について友達と話し合ったり,大きさをくらべたりして,あっという間に体験活動の時間が過ぎてしまうと,「もっとやりたい」,「また来たいね」などの声が聞かれました。身近な地域の歴史に触れることができ,楽しい思い出になった様子でした。
 
ザクザク出土する縄文土器に大興奮の児童たち


瑞龍遺跡(常陸太田市瑞竜町)の現地説明会  2014.10


 
9月13日(土)に現地説明会を実施しました。180名の方が参加し,当時の瑞龍地区の人々の暮らしに思いを寄せていました。
 
調査員の説明を熱心に聞く参加者の方々 出土した土器を見入る参加者の方々
 
現地説明会資料(PDF)


吉十北遺跡(鉾田市下冨田)と整理センター国田分館で中央青年の家が「どきどき体験!」  2014.9


 
8月26日(火)から28日(木)にかけて,中央青年の家が主催する「どきどき体験!〜縄文時代へタイムワープ〜」の一環として,小学5・6年生 39人が,吉十北遺跡と整理センター国田分館を訪れました。吉十北遺跡では,縄文時代の竪穴建物跡の発掘にチャレンジしました。国田分館では,展示室や整理作業を見学した後,土器の接合や拓本とり,縄文原体づくり,遺物の写真撮影などを体験しました。でき上がった土器の拓本や縄文原体,写真などは,夏休みの良い思い出になったことでしょう。
 
楽しい発掘体験 「拓本とりが上手ですね。」
 
「元の形に接合できるかな。」 土器の写真を撮りました。
 


瑞龍古墳群(常陸太田市瑞竜町)の現地説明会  2014.9


 
8月23日(土)は,好天にも恵まれ,370名を超える方々にご覧いただくことができ,盛況のうちに開催することができました。「埋葬施設は見つからなかったのですか?」「なぜ,壺の底に穴を空けるのですか」などと質問があり,今回の発掘成果への興味・関心の高さがうかがえました。

※当日,説明会資料が全員の方に行き渡らずに,ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。資料は,下のPDFをダウンロードすることができます。
 
現地説明会では,参加したみなさんが熱心に見学されていました。 遺跡から出土した様々な遺物についての説明に耳を傾けているところです。
 
現地説明会資料(PDF)


吉十北遺跡(鉾田市下冨田)で鉾田市教育委員会の「ドキドキ調査隊」が発掘体験  2014.9


 
8月7日(木)に,鉾田市教育委員会主催の「ドキドキ調査隊」が吉十北遺跡に訪れ,鉾田市内の4〜6年生の児童19人が,発掘体験を行いました。夏休みを利用して,数多くの子供たちが遺跡とふれあい,また,縄文時代の人々の生活の様子を肌で感じることができたようです。
 
わくわく発掘体験
 


吉十北遺跡(鉾田市下冨田)と整理センター国田分館で水戸市立吉田小学校6年生が体験学習  2014.9


 
8月6日(水),吉田小学校の6年生約60人が,社会科見学で吉十北遺跡と整理センター国田分館を訪れました。吉十北遺跡では,竪穴建物跡の発掘を体験し,ザクザクと土の中から顔を出す縄文土器に大興奮でした。
国田分館では,縄文時代から江戸時代までの遺跡の整理作業を見学しました。遺跡の紹介や土器の説明を熱心に聞き,興味津々で質問する姿が見られました。見学の後は,実際に土器の接合や拓本取り,赤外線カメラでの土器に書かれた文字を見る体験をしました。遺跡や土器にふれて,郷土の歴史を知る貴重な経験ができたことと思います。
 
驚きの発掘体験 フラスコ状土坑から出土した縄文土器
 
大形土器にみんなおどろいています。 「上手に接合できました。」
 


築地遺跡(常総市大輪町)で常総市社会科教育研究部の先生方が発掘体験,豊里中・東部中の1年生が職場見学  2014.9


 
8月5日(火)に,常総市社会科教育研究部の先生方が築地遺跡の見学に訪れました。新聞報道された土器・土偶や石器,耳飾り等に真剣に見入っておられ,遺跡の調査の様子を興味深く見ていました。「本物は博物館でしか見たことがなかったので,この経験を今後の授業に活かしたい。」との声が聞かれました。
8月6日(水)には,豊里中と東部中の1年生各1名が「身近な人の職場を見学する」という趣旨で見学に訪れました。調査の目的や遺跡について説明を聞いた後,室内での作業を体験され,発掘現場で掘り込みや作図の様子を見学されました。教科書や図鑑でしか見たことのない遺物,普段は見たことのない作業の内容,グラウンドとは違う現場の猛烈な暑さに驚いていました。
 
遺物の注記作業を実際に体験されました。 遺物の注記作業を実際に体験されました。
 


宮原前遺跡(常総市大生郷町)に菅原小学校4〜6年生が遺跡見学  2014.7


 
7月15日(火)に,常総市立菅原小学校第5・6年生36人が社会科の校外学習として,翌16日(水)には,同じく4年生16人が総合的な学習の時間の校外学習として,それぞれ宮原前遺跡を訪れました。縄文時代の陥し穴ややじりを見て当時の狩猟の様子を想像したり,奈良・平安時代の建物のつくりに驚いたりしていました。生きた教材として,郷土の身近な歴史に思いをはせていたようです。
 
竪穴建物跡の説明を間近で聞く5・6年生 出土遺物を熱心に見入る4年生
 


宮原前遺跡・築地遺跡(常総市大生郷町・大輪町)の現地説明会  2014.7


 
7月12日(土)に現地説明会を行いました。地元の常総市をはじめ、県内20以上の市町村や県外からも多数の方々が来跡され、159名の参加者がありました。
台風が通過した後の、猛暑のなかでの説明会となりましたが、調査員による遺構や出土遺物の説明に熱心に耳を傾ける姿が見られました。また、「縄文時代の後、奈良時代までの間の家などが確認できないのはなぜですか?」「川の近くに遺跡が多いのはなぜですか?」「縄文時代の石剣は何に使ったのですか?」など、数多くの質問が寄せられ、参加された方々の関心の高さがうかがえました。
 
竪穴建物跡の調査方法ついて説明する調査員 出土した土偶の特徴について解説する調査員
 
現地説明会資料(PDF)


取手宿跡(取手市東)に井野小学校6年生が遺跡見学  2014.6


 
取手宿跡に,取手市立井野小学校第6学年の児童36人が,社会科(歴史)の校外学習として訪れました。発掘調査の進め方や江戸時代の宿場町(取手宿)の説明を聞いた後,江戸時代以降の礎石建物の跡や火災の跡と考えられる焼土などを見学し,出土した陶磁器や銭貨などの解説に熱心に耳を傾けていました。「ここに建物が建っていたのですか」「この道は昔からあったのですね」「昔,このあたりで火事があったなんて知らなかった」などの質問や感想があり,郷土の歴史に目を向ける良い機会となりました。
 
陶磁器の壺などが出土しました。 火事で焼けた建物の跡が見つかりました。
 


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