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松田古墳群
(まつだこふんぐん)
/岩瀬東事務所
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平成14年4月〜7月の調査状況
当遺跡は,旧石器時代から近世にかけての複合遺跡です。
主な遺構としては,古墳4基,縄文から古墳時代の住居跡45軒,土坑144基が確認されています。特に第1号墳(前方後円墳)の後円部墳頂部と墳丘下からは,それぞれ粘土槨が検出されました。
墳頂部の粘土槨からは五獣鏡・直刀・鉄鏃・ガラス玉が,墳丘下部の粘土槨からは銅釧(腕輪)が出土しました。このような古墳の造り方と鏡や釧の出土は大変珍しい例と言えます。
古墳から出土している銅釧
調査中の主体部(下部)
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