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向原遺跡 (むかいはらいせき)/岩瀬笠間事務所


平成14年5月〜7月の調査状況
 
笠間市の南部涸沼川右岸の標高約100m前後の台地上に位置しています。
当遺跡は縄文時代から近世にかけての複合遺跡です。調査は2区域に分けて行なわれ,7月をもって調査が終了しました。
平安時代の竪穴住居跡から,土師器や須恵器が出土しています。また,逆茂木跡や深さが1.7mもある陥し穴と思われる遺構が確認されました。
方形の土壙墓からは,近世の煙管や寛永通宝などが出土しています。
 
北から見た遺跡
調査の様子
縄文時代の陥し穴
近世の土壙墓
 
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