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岩瀬西事務所

〒309-1227 西茨城郡岩瀬町本郷1044番地の3
TEL.FAX. 0296-76-3443
 
遺跡名
調査期間
主な時代
主な遺構
主な遺物
金谷遺跡
平成15年4月〜12月 縄文時代,古墳時代,奈良・平安時代,中・近世 竪穴住居跡,溝,堀,墓壙,土坑,井戸 縄文土器,土師器,須恵器,土師質土器
辰海道遺跡 平成15年5月〜6月 弥生時代,古墳時代,奈良・平安時代,中・近世 竪穴住居跡,掘立柱建物跡,墓壙 土坑,井戸
弥生土器,土師器,須恵器,土製品〈勾玉・土玉〉,石製品(管玉)
山ノ入古墳群 平成16年1月〜平成16年3月 古墳時代 前方後円墳,円墳 須恵器
 

山ノ入古墳群 (やまのいりこふんぐん/岩瀬西事務所)


平成16年1月からの調査状況

 
山ノ入古墳群は,岩瀬町の西部に所在し,標高80〜96mの台地上に立地している,7世紀前後の古墳群と考えられます。調査区内には前方後円墳が1基と円墳と思われる高まりが3か所確認され,調査区域の外にも3基の古墳があることが分かっています。
 
山ノ入古墳群を西から望む
山ノ入古墳群 第2号墳
 

金谷遺跡 (かなやいせき/岩瀬西事務所)


平成15年10月から11月の調査状況
 
12月5日をもちまして,調査を終了しました。金谷遺跡からは,古墳時代から奈良・平安時代にかけての集落跡と,中・近世の墓域や城に関係のある遺構がみつかりました。遺跡の中を東西に走る溝は「坂戸城」の堀と考えられ,長さは300m以上もありました。また,平安時代の井戸跡からは須恵器や土師器とともに灰釉陶器(かいゆうとうき)という貴重なものも出土しています。
 
調査中の井戸
井戸(平安時代)から出土した器の脚
水がたまった堀の様子
調査が終わった遺跡
 

平成15年8月から9月の調査状況
 
金谷遺跡は,岩瀬町の西部に所在し,坂戸城跡がある城山の南麓に広がる平地上に営まれた,弥生時代から中・近世の遺跡です。本年度の調査では,古墳時代中期と平安時代の竪穴住居跡が調査されています。
その他には,地下式壙や墓壙が数多く確認できました。現在は、中世のものと思われる堀の調査も平行して行っています。第125号住居跡からは、70個ほどの臼玉が出土しました。

 
コの字に巡る中世の堀を調査中
土坑から須恵器や瓦がいっぱい出土!
 

平成15年6月から7月の調査状況
 
金谷追跡は,岩瀬町の西部に所在し,坂戸城跡がある城山の南麓に広がる平地上に立地しています。本年度の調査では,古墳時代中期と平安時代の竪穴住居跡を中心に地下式壙や墓壙が数多く確認できました。
 
中世の溝が掘りあがった!
土器に書かれた文字
 

平成15年4月調査開始
 
金谷遺跡は,岩瀬町の西部に位置し,坂戸城跡がある城山の南麓(なんろく)に広がる平地上に所在する遺跡です。古墳時代や奈良・平安時代の竪穴(たてあな)住居跡や坂戸城跡に関係する堀,近世の墓跡が確認されています。
 
古墳時代の住居跡から遺物が出土した様子
中世の溝の跡
 

辰海道遺跡 (たつかいどういせき/岩瀬西事務所)


平成15年6月から7月の調査状況
 
辰海道遺跡は,平成13年度から調査が始まり,堀で囲まれた古墳時代の豪族居館や大集落跡が見つかりました。本年度の調査では,古墳時代前期と平安時代の竪穴住居跡があわせて50軒ほど調査されています。その他には,掘立柱建物跡10棟以上や平安時代の井戸が調査されています。平安時代の住居跡の竈からは,瓦を利用した支脚が数多く確認
されています。

 
土器と瓦で作られた支え
大きな井戸が見つかった!
 

平成15年5月調査開始
 
辰海道遺跡は,平成13年度から調査が始まり,堀で囲まれた古墳時代 の豪族居館跡(ごうぞくきょかんあと)や大集落跡が見つかりました。今年度は,弥生時代から奈良・平安時代の集落跡を調査する予定です。
 
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