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つくば島名事務所

〒300−2655 つくば市島名1721番地 
TEL.FAX. 029-847-6121
 
遺跡名
調査期間
主な時代
主な遺構
主な遺物
島名熊の山遺跡
平成16年4月〜平成17年3月 古墳時代,奈良時代,平安時代,中世,近世 竪穴住居跡,掘立柱建物跡,土坑,溝 土師器(坏,甕,甑), 須恵器(坏,甕,提瓶), 鉄鏃,馬具,耳環,刀子, 鋤先形土製品,紡錘車, 双孔円盤,土師質土器, 古銭,砥石など
島名前野東遺跡 平成16年7月1日〜平成16年9月30日 古墳時代〜近世 竪穴住居跡,掘立柱建物跡,土坑,溝,堀跡 土師器,須恵器,土師質土器,陶器,土製品,石製品,石器,金属製品
 

島名熊の山遺跡 (しまなくまのやまいせき) /つくば島名事務所


平成17年1月〜3月の調査状況
 
4月から始まった島名熊の山遺跡の1年間の調査が終了しました。7月から始まった遺跡西部からは,住居跡160軒,掘立柱建物跡29棟などの遺構が検出されました。また,遺跡南部の調査からは住居跡13軒,掘立柱建物跡3棟などの遺構が検出されました。ここからは,住居跡の竈(かまど)内から鋤先形土製品(すきさきがたどせいひん)が出土しました。
2月19日に行われた発掘調査説明会では,151名のみなさんに参加していただきました。ありがとうございました。
 
竈内からたくさんの土器が
出土しました(平安時代の住居跡)。
竈内から鋤先形土製器が
出土しました(古墳時代の住居跡)。
遺物の説明を熱心に聞き入るみなさん。

平成16年11月〜12月の調査状況
 
12月から遺跡南西部の調査が始まりました。調査面積は約8,000㎡で,住居跡だけでも約120軒を調査する予定です。また,遺跡南部の調査も始まりました。調査面積は約1,700㎡で,住居跡21軒,掘立柱建物跡5件などが確認されています。
 
遺跡西部の調査風景です。
焼失した古墳時代の住居跡です。
(遺跡西部)
新しく始まった南部の調査風景です。

平成16年7月〜10月の調査状況
 
7月から遺跡西側の調査が始まりました。調査面積は約19,000m2で,住居跡だけで159軒が確認されました。また,8・9月に遺跡中央部の調査を行いました。調査面積は約1,100m2で,住居跡29軒,土坑37基,溝3条が確認されました。住居跡の中からは土師器をはじめ,いろいろな遺物が出てきました。
 
遺物の写真を撮るために
清掃しているところです。
住居跡が掘りあがったところです。

平成16年7月〜10月の調査状況
 
7月から遺跡西側の調査が始まりました。調査面積は約19,000m2で,住居跡だけで159軒が確認されました。また,8・9月に遺跡中央部の調査を行いました。調査面積は約1,100m2で,住居跡29軒,土坑37基,溝3条が確認されました。住居跡の中からは土師器をはじめ,いろいろな遺物が出てきました。
 
遺物の写真を撮るために
清掃しているところです。
住居跡が掘りあがったところです。

平成16年6月〜7月の調査状況
 
島名熊の山遺跡の発掘調査も順調に進んでいます。これまでに竪穴住居跡117軒,掘立柱建物跡18棟,土坑516基,溝25条などを確認しました。調査範囲のどこを調査しても,たくさんの遺構が分布しており予想以上の大きな集落跡になりそうです。また,平安時代の住居跡から馬具が出土しました。当時,馬は大変貴重であったので,大切に飼われていたことでしょう。
 
住居が埋まった状況を調べています。
平安時代の住居跡から出土した馬具です。
中世の土坑からこわされた鋳型が出土しました。

平成16年4月〜5月の調査状況
 
島名熊の山遺跡の発掘調査を再開しました。当遺跡の発掘調査は平成7年度から継続しており,調査面積は現在までに延べ約13万m2を超えています。現在は,平成15年度から引き続いて,竪穴住居跡164軒,土坑1075基の調査を進めています。毎年新たな発見に驚かされるこの遺跡で,今年度は,どんな発見があるのか楽しみです。
 
遺物が出土した様子
中世の建物の跡

島名前野東遺跡 (しまなまえのひがし) /つくば島名事務所


平成16年7月〜10月の調査状況
 
平成11年度から継続して調査が実施されてきた遺跡です。今年度は工事中のつくば新線をはさんだ東西の区域で調査をしました。今回の調査でも,古墳時代から平安時代にかけての集落跡と,中世の館の一部と考えられる掘立柱建物跡と堀跡などが確認されました。ここからは,多量の「かわらけ」と呼ばれる土師質土器や古銭が出土しました。
 
南西上空から見た
前野東遺跡全景です。(中央はつくば新線)
中世の館の一部と考えられる
掘立柱建物跡が並んでいます。
館をめぐる南側の堀跡を調査しているところです。
 
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