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●友部事務所
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〒309-1722 西茨城郡友部町大字平町128−1 |
TEL.FAX 0296-78-3161 |
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遺跡名
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調査期間
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主な時代
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主な遺構 |
主な遺物 |
新善光寺遺跡 |
平成16年10月1日〜平成16年12月27日 |
縄文時代,弥生時代,古墳時代,中世 |
竪穴住居跡,土坑,溝 |
縄文土器,弥生土器,土師器,天目茶碗 |
宍戸城跡遺跡 |
平成16年12月〜平成17年2月 |
中世,近世 |
掘立柱建物跡,板塀跡,溝跡,井戸跡,池跡 |
土師質土器,瓦質土器,陶器,磁器,銅製品,鉄製品,古銭,木製品 |
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●宍戸城跡遺跡(ししどじょうあといせき/友部事務所)
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調査は,2月末で終了しました。今回の調査では,江戸時代初め頃の武家屋敷跡が確認されました。屋敷内からは武士の格式を表す門や池の跡が見つかりました。また,高級品の中国製焼き物も出土しており,当時の武士の暮らしぶりがしのばれます。
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●新善光寺遺跡(しんぜんこうじいせき/友部事務所)
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発掘調査が12月で終了しました。調査の結果,縄文時代の貯蔵穴であるフラスコ状土坑17基,弥生時代の住居跡3軒,古墳時代の住居跡8軒,方形周溝墓,中世の時期と思われる長さ100m以上もある溝などの遺構を確認することができました。
今回の調査では,新善光寺の建物の所在は確認できませんでしたが,調査エリア内を東西に伸びる長い溝は,友部町に残る江戸時代の古い記録に見られる新善光寺の北側の境界線と一致することが分かりました。また,この溝には板塀を建てたと思われる浅い溝が平行して掘り込まれていることもわかりました。
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調査終了(調査エリア東区)の様子です。
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調査終了(調査エリア西区)の様子です。
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10月から発掘調査が始まりました。遺跡は,JR水戸線宍戸駅の南西部,標高30〜35mの台地上に位置しています。
友部町に残る古い記録によると「新善光寺」という名前は,江戸時代まで存在したという寺の名前に由来しています。調査によって,本当に新善光寺という寺が存在したのか,遺構や遺物から明らかにしていきたいと思います。
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