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●茨城大戸事務所
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〒311-3114 東茨城郡茨城町大戸1660
TEL.FAX.029-291-0138 |
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遺跡名
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調査期間
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主な時代
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主な遺構 |
主な遺物 |
木戸遺跡 |
平成16年11月1日〜 平成16年12月31日
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弥生時代,奈良・平安時代 |
竪穴住居跡,土抗 |
弥生土器,土師器,須恵器 |
大塚遺跡 |
平成17年1月〜3月 |
弥生時代,平安時代 |
竪穴住居跡, 掘立柱建物跡 |
土師器,須恵器,灰釉陶器,土製品(土玉,紡錘車,支脚),石製品(磨石,砥石),金属製品(刀子,鎌,丸鞆) |
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●大塚遺跡 (おおつかいせき)
/ 茨城大戸事務所 |
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調査が終了し,弥生時代と奈良・平安時代の住居跡48軒を確認しました。見つかった土器の中には,墨書(ぼくしょ)土器と呼ばれる文字が書かれた土器もあり,当時の生活を知る上で貴重な資料になると思われます。あらためて,この台地一帯が宮後遺跡,綱山遺跡,石原遺跡などを含めた大きな遺跡群であることが確認されました。
3月5日(土)に行われた現地説明会では,たくさんの方々に参加していただきました。コップ形土器や墨書土器には,多くの方々が興味を持たれたようでした。ありがとうございました。 |
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現地説明会で熱心に遺物を見学される皆さん。
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左側には「志万」,「高□公」と書かれています。右側には(□は不明です。) |
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●木戸遺跡 (きどいせき)
/ 茨城大戸事務所 |
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11月から2か月間の調査が終了しました。弥生時代の住居跡2軒,奈良・平安時代の住居跡3軒,土坑17基,溝6条,道路跡1条,ピット群1か所が見つかりました。奈良・平安時代の住居跡のうち1軒からは,柱や屋根材に使われたと考えられる,炭化した木材がたくさん出土しましたので,火事にあったのではないかと思われます。また,この住居にはかまどの両側に,棚状の施設がありました。
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遺物に気をつけながら,慎重に掘り進めます。
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第3号住居跡。炭化した木材や
土器が,住居跡の中に広がっています。 |
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