www.ibaraki-maibun.org 発掘情報いばらき
これまでの発掘遺跡・整理遺跡
情報最前線
概要
発掘遺跡・整理遺跡
これまでの発掘・整理遺跡
小中学生のためのやさしい考古学講座
報告書のご案内
リンク集
HOME
E-mail

鉾田事務所

〒311-1515 鉾田町烟田648-3
TEL・FAX.0291-32-6018
 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
東ノ越遺跡 平成17年6月〜平成17年9月 縄文時代,古墳時代,奈良時代,平安時代,中世 竪穴住居跡,土坑,井戸跡,溝跡 縄文土器,土師器,須恵器,石製品,土製品,陶磁器,勾玉,鉄製品
*主な時代をクリックすると年表がでます。
 

東ノ越遺跡 (とうのこしいせき)


平成17年8月の調査状況

 
8月23日をもって調査を終了しました。遺構はトレンチャー(農耕具)による撹乱が激しい状況でしたが,遺跡の西側から古墳時代後期と奈良時代の竪穴住居跡7軒を確認しました。また,東側からは中世の粘土貼土坑や井戸跡,溝跡などを確認することができました。以上のことから,当遺跡は古墳時代後期と奈良時代に「集落」が形成され,中世には「墓域」になったことが分かりました。
 
古墳時代後期の竪穴住居跡から
遺物が出土している状況です。
土坑から貝殻や内耳鍋が出土しました。
中世のゴミ穴と思われます。

平成17年6月の調査状況

 
東ノ越遺跡の調査が始まりました。この遺跡は北浦に注ぐ長茂川に面する標高35mほどの台地にあります。遺跡内の畑からは,縄文時代から中世までの幅広い時期の土器を採集することができました。現在までに竪穴住居跡10軒,土坑98基,溝跡1条などを確認しています。これから本格的な発掘調査に入り,遺構の性格も分かってくると思います。
 
遺構の確認をしています
確認された遺構を白いロープで囲みます。
 
もどる
上へ
©2002 Ibaraki education foundation. All rights reserved.