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岩瀬西事務所

西茨城郡岩瀬町本郷2117−1ほか
 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
山ノ入古墳群 平成17年4月
〜平成17年5月
縄文時代,奈良時代,
平安時代
流路跡 須恵器,すり石など
当向遺跡 平成17年5月
〜平成17年6月
古墳時代,奈良時代,
平安時代
竪穴住居跡,
土坑,溝跡
土師器,須恵器,瓦,
鉄製品など
*主な時代をクリックすると年表がでます。
 

山ノ入古墳群 (やまのいりこふんぐん)


平成17年4月から5月までの調査状況

 
平成16年1月から始まった調査も,5月をもって終了しました。今回の調査では,住居跡は確認できませんでしたが,山の上から流れていたと考えられる流路が確認されました。遺物は,縄文時代のすり石や奈良時代や平安時代に使われたと思われる須恵器が出土しました。流路の東側にある,当向遺跡との関連が考えられます。
斜面部に流路跡が確認できました。
 

当向遺跡 (とうむかいいせき)


平成17年5月から6月までの調査状況

 
当向遺跡の調査は平成14,15年度にも行われ,今年度は遺跡の西部を調査しました。ここからは,古墳時代,奈良時代,平安時代の住居跡等が確認されました。特に古墳時代の住居跡からは馬具が出土しました。また,奈良時代の住居跡からは,カマドの材料の一部として使われた瓦が出土しました。近くにある本郷瓦塚遺跡,新治廃寺,上野原瓦窯跡との関連が考えられます。
調査は6月で終了し,次年度以降整理される予定です。
 
カマドの材料の一部として使われた瓦
出土した馬具
 
 
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