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大子事務所

〒319-3523 大子町南田気360-2

TEL・FAX 02957-2-1265
 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
橋元遺跡 平成17年12月〜平成18年3月
縄文時代,平安時代 炉跡,竪穴住居跡,土坑 土師器,須恵器,土製品,石器,など
*主な時代をクリックすると年表がでます。
 

橋元遺跡(はしもといせき)


平成17年12〜平成18年3月の調査状況

 
3月17日をもって当遺跡の調査を終了しました。今回の調査によって,竪穴住居跡20軒,堀立柱建物跡1棟,土坑107基,炉穴3基,柵跡1か所が確認されました。平安時代の竪穴住居の造りや,そこから出土した土器に東北地方との共通点が多く見られることから,陸奥国の文化が多く入っている地域であったことがうかがわれます。
調査区の全景です。
 竃(かまど)の脇に棚状(たなじょう)施設
があり,その下に貯蔵穴(ちょぞうけつ)が
ある住居跡です。

平成17年12〜平成18年1月の調査状況

 
橋元遺跡は大子町の中央部を流れる久慈川右岸の標高95mほどの河岸下位段丘上に位置しています。調査前は畑や水田として利用されていました。調査によって縄文時代の炉穴や平安時代の竪穴住居跡,土坑などが確認されています。竪穴住居跡の多くは,竈(かまど)の煙道(煙出し)が1mほど延びており,東北地方のものに良く似ています。

橋元遺跡の調査の様子です。
住居跡の床面から,焼土や炭,屋根のおさえ
に使われたと考えられる30cmほどの
大きな石が見つかりました

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