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つくば中根事務所

〒305-0002 つくば市上野字陣場864−1
 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
上野陣場遺跡 平成18年6月〜平成18年8月 縄文時代,弥生時代,古墳時代,奈良時代,
平安時代,近世
竪穴住居跡
土坑,陥し穴,墓壙
石器,縄文土器,弥生土器,土師器,須恵器,灰釉陶器,古銭,鉄製品
上野古屋敷遺跡 平成18年9月〜平成19年3月 縄文時代,弥生時代,古墳時代 近世 竪穴住居跡,溝跡,土坑,陥し穴,墓壙 石器,縄文土器,弥生土器,土師器,須恵器,土師質土器,鉄製品
*主な時代をクリックすると年表がでます。
 

上野古屋敷遺跡(うえのふるやしきいせき)


平成19年1月から3月までの調査状況

 
1月から上野古屋敷遺跡の南部(2区)の調査に入りました。中世と思われる溝に区画された中に土坑や井戸,地下式壙などが見られることから墓域の可能性が考えられます。また,家畜として飼われていたのか,土坑に埋葬された馬が出土しました。
 
馬の上顎(あご)と足の出土状況。
井戸跡の実測風景。
 

平成18年9月から10月までの調査状況

 
当遺跡は,平成12年度に続いて2回目の調査になります。今回は,南部(2区)と北部(3区)の調査を行っています。北部から調査を開始し,現在住居跡28軒,土坑170基,溝跡11条が確認されました。北部は,標高28m程の南側に開けた台地上にあります。主に,縄文時代から古墳時代の遺構が多く確認されています。
 
溝跡が掘り上がった様子です。
焼けた柱材が住居跡です。
 

上野陣場遺跡(うえのじんばいせき)


平成18年8月までの調査状況

 
8月までの調査で,竪穴住居跡15軒,縄文時代の陥し穴も含め,土坑68基を確認しました。 近世の墓坑からは,六道銭と考えられる寛永通宝が出土しました。
 
奈良時代の竪穴住居跡です。
機器を使って測量をしているところです。

平成18年6月までの調査状況

 
6月から上野陣場遺跡の調査が始まりました。当遺跡は,つくば市の東部に位置し,つくばヘリポートの近くにあります。調査は平成12年度に実施され,今回で2回目になります。現在は遺構の確認作業を行なっており,竪穴住居跡,土坑等を確認しています。遺物は土器,石器,古銭等が出土しています。これから遺構の詳しい調査に入っていきます。
 
遺構を確認した状況です。
竪穴住居跡の掘り込み作業の様子です。
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