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●石岡事務所 |
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石岡市田島2-5584番地 |
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遺跡名
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調査期間
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主な遺構 |
主な遺物 |
田島遺跡(南光院地区,南光院下地区) |
平成18年10月〜平成19年2月 |
縄文時代(前期),古墳時代(後期),奈良時代,平安時代,中世,近世 |
竪穴住居跡,陥し穴,土坑墓,地下式壙,溝跡,堀跡 |
縄文土器,土師器,須恵器,灰釉陶器(長頸瓶),鉄製品(刀子)など
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*主な時代をクリックすると年表がでます。 |
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●田島遺跡(南光院地区,南光院下地区)(たじまいせき・なんこういんちく・なんこういんしたちく)
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当遺跡の調査は平成18年10月から開始され,平成19年2月28日で終了しました。今回の調査で確認された遺構は,縄文時代(前期)の竪穴住居跡や陥し穴,古墳時代後期から奈良・平安時代の竪穴住居跡や平安時代の土坑墓,中近世の墓域などで,石岡市田島地区の縄文時代から江戸時代までの人々の生活の様子を垣間見ることができました。また,今後の整理作業で,平成16年度に調査された田島遺跡(田島下地区)との関連を明確にしていかなければならないと考えています。 |
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縄文時代の竪穴住居跡が確認されました。 |
平安時代の土坑墓と考えられる遺構が
確認されました。
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田島遺跡は,筑波山を西にのぞむ標高5〜24mの丘陵(きゅうりょう)性台地上にあります。今回の調査は,平成15・16年度につづく第3次の調査で,現在遺構確認が終了し,竪穴住居跡などの遺構調査を始めたところです。現在のところ,縄文時代前期(約6000年前)の土器片が確認された土坑,古墳時代(約1400年前)や平安時代(約1100年前)の竪穴住居跡などが見つかっています。これからの調査で,この地域の当時の人々の生活が少しずつ明らかになってくることが期待されます。 |
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竪穴住居跡や溝跡などが確認されました。 |
平安時代の住居跡を調査している様子です。
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