www.ibaraki-maibun.org 発掘情報いばらき
発掘遺跡・整理遺跡
情報最前線
概要
発掘遺跡・整理遺跡
これまでの発掘・整理遺跡
小中学生のためのやさしい考古学講座
報告書のご案内
リンク集
HOME
E-mail

桜の郷事務所

〒311-3114 東茨城郡茨城町大字大戸2017番地の1

 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
羽黒山遺跡 平成19年4月 〜平成19年5月 縄文時代,奈良時代,平安時代 陥し穴,竪穴住居跡,掘立柱建物跡 土師器,須恵器
大戸富士山遺跡 平成19年4月 〜平成19年5月 縄文時代,奈良時代,平安時代 陥し穴,竪穴住居跡,掘立柱建物跡 土師器,須恵器,刀子
*主な時代をクリックすると年表がでます。
 

大戸富士山遺跡(おおどふじやまいせき)


平成19年4月から5月の調査状況

 
平成17年度に続く第2次調査で,5月に終了しました。平成18年度に報告書が刊行され,今回の調査内容についても報告書が刊行される予定です。当遺跡は,涸沼前川の支流である小橋川の左岸,標高29mほどの台地上に立地しています。平成17年度の調査では,旧石器時代の石器集中地点,平安時代の竪穴住居跡,掘立柱建物跡などが見つかっています。今回の調査でも縄文時代の陥し穴,奈良時代や平安時代の竪穴住居跡,掘立柱建物跡が確認されており,奈良時代や平安時代を中心として人々が生活していたと考えられます。羽黒山遺跡の北側に位置しており,確認された遺構も同様の時代であることから,小橋川の左岸には広い範囲にムラが形成されていたと考えられます。
 

竪穴住居跡の遺物出土状況

竪穴住居跡の竃の図面作成

 

羽黒山遺跡(はぐろやまいせき)


平成19年4月から5月の調査状況

 
今回の調査は,平成15,17,18年度に続く第4次調査で,5月で終了しました。平成18年度には報告書が刊行されており,今回の調査内容についても報告書が刊行される予定です。当遺跡は涸沼前川の支流である小橋川の左岸,標高29mほどの台地上に立地しており,対岸の台地上には国立水戸医療センターができています。以前の調査によって,旧石器時代の石器集中地点,古墳時代(1600年ほど前)や平安時代(1000年ほど前)の竪穴住居跡,掘立柱建物跡などが見つかり,ここに縄文時代から平安時代にかけての大きなムラがあったことがわかりました。今回の調査でも,縄文時代の陥し穴,奈良時代や平安時代の竪穴住居跡,掘立柱建物跡などが確認され,奈良時代や平安時代を中心として人々が生活していたと考えられます。
 

獲物を捕まえるための陥し穴

調査中の竪穴住居跡

 

もどる
上へ
©2002 Ibaraki education foundation. All rights reserved.