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稲敷沼田事務所
〒300-0506 稲敷市沼田2361-1
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遺跡名
調査期間
主な時代
主な遺構
主な遺物
東前遺跡
平成19年4月〜平成19年5月
縄文時代,古墳時代
竪穴住居跡,土坑,溝跡,道路跡,地点貝塚
縄文土器,土師器,須恵器,土製品(土玉,炉器台),石器(磨製石斧)
*主な時代をクリックすると年表がでます。
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東前遺跡
(ひがしまえいせき)
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平成19年4月から5月の調査状況
当遺跡は小野川の2つの支流に挟まれた標高28mの台地に位置しています。縄文時代の住居跡や,地点貝塚が確認され,この時代に人々が狩猟や漁労をしながら生活していた様子がうかがえます。また古墳時代の住居跡も確認され,この時代も生活の舞台であったことがわかりました。
2か月の調査によって,竪穴住居跡18軒(縄文時代1軒,古墳時代17軒),道路跡1条,溝跡1条,土坑16基,地点貝塚3か所などが確認されました。第4号住居跡の壁際からは,100を超える土玉,たくさんの甕、坏などがまとまって出土しました。網のおもりである土玉の出土から,漁などが盛んに行われていたと考えられます。調査は5月末日をもって無事に終了することができました。
東前遺跡の調査(北から)
100個以上の土玉がまとまって
出土した第4号住居跡
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