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●埋蔵文化財整理センター見和 |
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〒310-0911 水戸市見和1-372 |
TEL. 029-224-5543 FAX.029-228-3183 |
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中峰遺跡は稲敷市に所在し,旧石器時代から中世にかけての遺構が確認された遺跡です。旧石器時代の石器製作跡からは,小形のナイフ形石器や彫器のほか,石核,剥片,砕片などがまとまって出土しています。整理の結果,接合するものも見つかり,中には石を打ち剥がした工程が分かる好資料もありました。
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出土したナイフ形石器と彫器 |
石核と縦長剥片の接合資料 |
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児松遺跡は稲敷市に所在し,縄文時代の竪穴住居跡,陥し穴,土坑,遺物包含層などが確認されました。当遺跡は,縄文時代中期に居住域として利用されていたことが明らかになりました。 |
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茨城県内の発掘調査で出土した遺物や資料を分類・整理して報告書を作成しています。 本年度は,つくば市の島名熊の山遺跡9・12・15区,稲敷市の薬師後遺跡,児松・中峰 遺跡,阿見町の二重堀遺跡,美浦村の大谷貝塚,石岡市の宿畑遺跡,水戸市の加倉井忠光館跡の7つの遺跡を整理します。
現在は,図面整理・遺物実測,土器の接合・復元などを行っています。
事前に申し込んでいただければ,整理作業の見学や書籍類の閲覧が可能です。 |
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土器の破片を接合し復元しています |
土器の大きさや文様を図に表します |
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茨城県内外の発掘報告書などを
所蔵しています |
子どもたちを対象にした
体験学習も実施しています |
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