〒311-1704 行方市山田1157−3
●諏訪後古墳群(すわうしろこふんぐん)
●平成19年6月から7月の調査状況
当古墳群は行方市の東部,東側に北浦が見える旧湖岸部に位置しています。調査の結果,古墳3基,溝跡1条が確認されました。第1号墳の墳頂部には石碑が3基ありました。その中の道祖神には「天保十二丑」の刻があり,江戸時代後期には,第1号墳は塚に利用していたと考えられます。第2号墳は,直径13mほどの円墳で,埴輪(はにわ)片が多数出土しました。埴輪の形状から,第2号墳の時期は6世紀後半と考えられます。
周溝から出土した埴輪片
塚と再利用された古墳