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●茨城小幡事務所 |
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〒311-3157 東茨城郡茨城町小幡2,761-41
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TEL.FAX 029-292-7254 |
遺跡名
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調査期間
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主な遺構 |
主な遺物 |
下土師(しもはじ)東(ひがし)遺跡7区 |
平成19年6月〜平成19年12月 |
縄文時代,古墳時代 |
竪穴住居跡, 土坑(どこう),溝跡 |
土師器(はじき),須恵器(すえき)
陶器,磁器(じき),土(ど)製品など
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小幡城跡 |
平成19年6月〜平成19年12月 |
縄文時代,中世 |
方形(ほうけい)竪穴(たてあな)遺構,土坑,井戸跡,溝跡,土塁(どるい),堀跡,陥(おと)し穴 |
縄文土器,土師質土器,陶器(とうき),磁器,など |
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*主な時代をクリックすると年表がでます。 |
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●下土師東遺跡(しもはじひがしいせき) |
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下土師東遺跡北側(7区)の調査が終了しました。調査区からは,縄文時代の陥し穴,古墳時代前期の住居跡,土坑,溝跡が確認されました。土師器の高坏(たかつき),甕(かめ)などが出土しました。
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西側からの下土師東遺跡近景
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北側からの下土師東遺跡遠景
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下土師東遺跡は,台地縁辺部に古墳時代前期の集落,中央部に奈良・平安時代の集落が広がっており,地区によって時代が全く異なる様相を示している遺跡です。現在は,台地縁辺部に分布する古墳時代前期の集落跡を中心に調査を進めています。今回の調査では,縄文時代の陥穴,住居跡4軒,溝が確認されました。 |
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●小幡城跡(おばたじょうあと) |
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12月をもって19年度の調査が終了しました。調査区からは,小幡城が機能していた時代(中世)の堀跡,土塁,土坑,井戸跡,溝跡が確認されました。土師質土器の小皿・内耳(ないじ)鍋(なべ)・擂鉢(すりばち),陶器の皿,五輪塔,古銭などが出土しました。 |
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堀跡は,土をつみ上げて作った城を守るための土塁(どるい)に沿って延びていることが確認されました。調査区の北部には,方形竪穴遺構,井戸跡,溝跡,土坑などが確認され,中世の土器や陶器類が出土しています。 |
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堀に沿って築かれた土塁
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断面形が薬研状(V字状)の堀
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小幡城は,谷津に囲まれた台地を利用して構築された平山城です。昨年度は,城跡西側の調査を行い,堀跡や墓域が確認されています。今年度は,8月から調査を再開し,現在外郭土塁(七の曲輪を囲む土塁)北側の調査を行っています。調査区からは深さ3.3mの堀跡や土坑が確認されており,今後これらの調査を進める予定です。 |
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