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常総事務所

〒300-2744 常総市杉山1743-3

 

遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
上谷田遺跡 平成19年9月 奈良時代,近世 竪穴住居跡,溝跡,土坑,ピット群 縄文土器,土師器,須恵器,陶磁器,石器
*主な時代をクリックすると年表がでます。


上谷田遺跡(かみやたいせき)


平成19年9月の調査状況

 

上谷田遺跡は,常総市の北西部,鬼怒川支流の将門川右岸の標高約18〜20mの台地及び緩斜面上に位置しています。遺跡からは,奈良時代の竪穴住居跡,近世の土坑や溝跡などが確認されました。奈良時代の竪穴住居跡からは,須恵器の坏(つき),蓋(ふた),甕(かめ)などが出土しました。また,土師器の甕をカマドの袖の補強に使用した様子も確認されました。調査の成果はこの地域に暮らしていた人々の生活を解き明かす貴重な資料となります。なお,遺跡の調査は9月いっぱいで終了しました。

 

奈良時代の竪穴住居跡の調査

カマド袖の補強材の甕

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