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常総大輪事務所

〒300-2512 常総市大輪町築地724-1番地

TEL.FAX 0297-24-7566

 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
天王原遺跡 平成22年4月〜6月 縄文 竪穴住居跡,土坑,ピット群

深鉢,浅鉢,磨製石斧,石鏃

*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

天王原遺跡(てんのうはらいせき)[ご案内マップ]


平成22年6月の調査状況

 

4月から始まった調査も6月で終了しました。今回の調査で、縄文時代の竪穴住居跡4軒のほか、陥し穴1基、土坑16基、ピット群3か所を確認しました。第1号住居跡からは、ほぼ完全な形の台付鉢が出土しました。出土土器から、縄文時代中期中葉(約4,500年前)の竪穴住居跡と考えられます。他に、深鉢片や浅鉢片、凹石、磨製石斧、石鏃などが出土しました。今回の調査により、常総市東部における縄文時代中期の人々の生活を知る上での貴重な資料を得ることができました。



 
第1号住居跡から出土した台付鉢
4軒の住居跡が見つかった遺跡北東部

平成22年4月の調査状況

 

圏央道建設に伴う発掘調査で、調査面積は3,074㎡です。縄文時代の竪穴住居跡3軒の他、土坑約60基、ピット群1か所を確認しました。当遺跡は、常総市の東部、鬼怒川と飯沼川に挟まれた標高約27mの南北に細長い台地の縁辺部に位置し、集落を形成するのに適した場所と考えられます。遺構確認作業の際、当時の人々が煮炊きや日常生活に使ったと考えられる縄文時代中期(約4,500年前)から後期(約3,000年前)の深鉢片や浅鉢片、磨製石斧、石鏃などが出土しました。今後の調査が楽しみです。



 
ジョレンで遺構確認を行うスタッフ
出土した縄文土器の破片・磨製石斧・石鏃
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