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●那珂瓜連事務所 |
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〒319-2102 那珂市瓜連保土通525-2番地
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TEL.FAX 029-296-2254
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遺跡名
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調査期間
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主な遺構
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主な遺物
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鹿島台遺跡・保土通遺跡 |
平成22年7月〜平成23年3月 |
古墳時代〜中世 |
竪穴住居跡、掘立柱建物跡、井戸跡、溝跡、土坑、ピット群 |
土師器,須恵器,土師質土器,陶器,磁器,土製品,石器・石製品,金属製品
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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●鹿島台遺跡・保土通遺跡(かしまだいいせき・ほどとおりいせき)[ご案内マップ]
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7月から始まった鹿島台遺跡・保土通遺跡の調査も終了を迎えました。今回の調査では,竪穴住居跡13軒,掘立柱建物跡6棟,井戸跡3基,土坑307基,ピット群4か所,溝跡16条などを確認しました。
今回の調査で,鹿島台遺跡の土坑から「高月郷」と読める墨書土器が出土しました。「高月」という地名は「和名抄」第87の久慈郡に見られ,現在の日立市水木の辺りを指していると推定されています。当地域は当時「倭文(しどり)郷」と考えられていることから,郡内での交流を物語る貴重な資料になるものと考えられます。
さる12月12日には現地説明会を開催し,おかげ様で地域の方を中心に120名を超える方の参加があり,当遺跡の調査成果をご覧頂きました。
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熱心に遺構の説明を聞く参加者の皆さん
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遺物の説明に聞き入る参加者の皆さん
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●那珂瓜連事務所(鹿島台遺跡・保土通遺跡)発掘調査一般公開のお知らせ
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7月から始まった鹿島台遺跡の調査が終了を迎えました。今回の調査では、古墳時代の竪穴住居跡1軒、奈良・平安時代の竪穴住居跡11軒、掘立柱建物跡2棟、井戸跡2基、土坑101基、ピット群2か所、溝跡2条、粘土採掘坑3基などを確認しました。遺物は、土師器の壺や高坏、須恵器の高台付坏と蓋、墨書土器、管状土錘、携帯用の砥石である提砥(さげと)、古銭の「元祐通寳」、双孔円板などが出土しています。当遺跡は、春日川沿いの台地縁辺部まで集落が広がっていたことが、この調査で明らかになりました。9月の下旬からは、春日川の対岸にある保土通遺跡の調査を開始いたしました。
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●1●日時
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平成22年12月12日(土) 午前10時30分公開・説明会開始(午前11時45分終了予定)
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●2●場所 |
鹿島台遺跡・保土通遺跡(かしまだいいせき・ほどとおりいせき)
那珂市瓜連字西山沢大道下通854ほか |
●3●調査の概要 |
両遺跡は,那珂市北部(旧瓜連町)に所在し,久慈川右岸の標高40m程の那珂台地上に立地しています。両遺跡では,竪穴住居跡14軒,方形竪穴遺構2基,掘立柱建物跡3棟,溝跡16条,道路跡2条,土坑210基,井戸跡3基,ピット群6か所を確認しました。鹿島台遺跡は,古墳時代から平安時代にかけての集落跡,保土通遺跡は,古墳時代の集落跡や中世以降の道路跡であることがわかりました。出土遺物の中には,「高月郷」と書かれた平安時代の土器など貴重なものがあります。
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●4●問い合わせ先 |
財団法人茨城県教育財団企画管理課
TEL:029−225−6587
TEL:029-296-2254 那珂瓜連事務所 |
●5●その他 |
当日の問い合わせは那珂瓜連事務所にお願いします。小雨決行 |
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上空から見た鹿島台・保土通遺跡
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道路跡の調査(保土通遺跡B区)
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7月から始まった鹿島台遺跡の調査が終了を迎えました。今回の調査では、古墳時代の竪穴住居跡1軒、奈良・平安時代の竪穴住居跡11軒、掘立柱建物跡2棟、井戸跡2基、土坑101基、ピット群2か所、溝跡2条、粘土採掘坑3基などを確認しました。遺物は、土師器の壺や高坏、須恵器の高台付坏と蓋、墨書土器、管状土錘、携帯用の砥石である提砥(さげと)、古銭の「元祐通寳」、双孔円板などが出土しています。当遺跡は、春日川沿いの台地縁辺部まで集落が広がっていたことが、この調査で明らかになりました。9月の下旬からは、春日川の対岸にある保土通遺跡の調査を開始いたしました。
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調査区中央部で見つかった大きな粘土採掘坑の跡
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鹿島台遺跡調査終了状況
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8月9日〜11日、8月18日〜20日の2回に分けて、太田市立南中学校の生徒、合計18名が職場体験に当遺跡を訪れました。真夏の暑さの中、真剣に、元気よく発掘調査を行っていました。初めての発掘調査に最初は戸惑った感じもありましたが、調査員や補助員に指導を受けながら調査を進めるうち、いろいろな質問を投げかけてくれ、考古学への興味がますます深まっていったようです。休憩時間も調査員や補助員の人たちと交流を深め、「みんなで発掘をすることの楽しさを実感できた。」と語ってくれた生徒もいました。
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住居の跡に水糸でベルトを設定し、みんなで中央から掘り込みを始めました。
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住居のカマド跡を撮影しています。
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今月から鹿島台遺跡・保土通遺跡の調査を開始しました。この調査は都市計画道路平野杉本線道路整備事業に伴うもので、調査面積は7,327m2です。当遺跡は、那珂市北部に所在し、久慈川右岸の標高36〜39mの台地上に位置しています。調査区域のほぼ中央を久慈川の支流である春日川が東流し、その支谷によって南北に分断されており、北側に鹿島台遺跡、南側に保土通遺跡が所在しています。 遺構確認の結果、古墳時代から奈良・平安時代の住居跡や土坑、溝跡などを確認しました。現在は、鹿島台遺跡の調査を行っています。平成23年3月までに、保土通遺跡を含めた全調査区の調査を終了させる予定です。
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表面をきれいにしながら、昔の人達の生活の跡を探しています。
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古墳時代の住居跡を掘り込んでいます。
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