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●小美玉事務所 |
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〒311-3421 小美玉市宮田20
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TEL ・FAX 0299-58-7425
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遺跡名
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調査期間
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主な遺構
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主な遺物
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宮田館跡
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平成23年4月〜6月 |
中世 |
掘立柱建物跡,土塁,堀跡,土坑 |
内耳鍋 ,小皿,火打石,鉛玉 |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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●宮田館跡(みやたやかたあと)
[ご案内マップ]
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6月末日をもって3か月にわたる調査が終了しました。物見用の櫓と考えられる掘立柱建物跡1棟のほか,郭を巡る薬研堀跡,堀をはさむ2条の土塁などが見つかりました。遺物は,戦国時代に使われた素焼きの鍋や小皿のほか,火縄銃の弾(鉛玉)などが出土しました。
今回の調査によって,文献資料の乏しい戦国時代の小川地方における政治・社会状況を明らかにしていく手がかりをつかむことができました。
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堀跡から小皿が出土している様子
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掘立柱建物跡を調査している様子
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5月6日(金),小美玉市立橘小学校の6年生児童40名が遺跡見学に訪れました。発掘調査のあらましや宮田館跡の様子,さらに地域の歴史などについての説明に熱心に耳を傾けていました。たくさんの質問が出て,なかには「考古学者になるにはどうしたらいいのですか」というものまでありました。
今回の見学をきっかけとして,さらに自分の住む地域の歴史への興味・関心を高めてもらえればと思います。
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堀跡の説明を聞いて,戦国時代の小美玉市に思いを馳せていました。
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県道玉里水戸線の道路改良工事に伴って当遺跡(934㎡)の調査を開始しました。当遺跡は,戦国時代の城跡で,園部川を眼下に望む標高20mの台地の先端部に立地しています。調査区には深さ2mを超すV字状の断面形をもつ堀跡1条(薬研堀)や堀跡に沿った土塁2条のほか,ピットが見つかっています。これからの調査を通して,当館跡の構造や性格をより明らかにしてまいります。
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