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●つくば島名事務所 |
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〒300-2655 つくば市島名1721
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TEL.FAX. 029-847-9550
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遺跡名
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調査期間
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主な遺構
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主な遺物
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島名熊の山遺跡
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平成23年4月〜平成24年3月 |
古墳・奈良・平安・中世 |
竪穴住居跡,堀跡,掘立柱建物跡,溝跡,井戸跡,土坑
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土師器,須恵器,陶器,磁器,石器 |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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●島名熊の山遺跡(しまなくまのやまいせき)
[ご案内マップ]
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●島名熊の山遺跡・島名本田遺跡
現地説明会のお知らせ
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島名・福田坪地区一体型特定土地区画整理事業に伴い,平成23年4月から平成24年3月までの予定で発掘調査を実施しています。調査の結果,古墳時代から平安時代にかけての集落跡や水場の跡,中世の大規模な堀跡などが確認できました。つきましては,発掘調査の成果を広くご覧いただきたく現地説明会を開催いたします。
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●1●日時
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平成24年2月25日(土)午前10時30分〜正午(雨天中止)
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●2●場所 |
島名熊の山遺跡・島名本田遺跡
つくば市島名字寺ノ前1671番地の3ほか
(TX万博記念公園駅西口より北西へ徒歩約10分 妙徳寺南側)
※駐車場のスペースには限りがあるため,乗り合わせていただくか,またはお近くの交通機関をご利用ください。
[ご案内マップ
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●3●調査の概要 |
古墳時代から平安時代にかけての集落や水場の跡,中世の大規模な堀跡などが確認でき,当時の生活を物語る土器や鉄製品,木製品などが多数出土しました。なかでも,奈良・平安時代の布の長さや人名が記された木の札である木簡や,県内最多となる800点を超える文字の書かれた墨書土器が出土したことは特筆すべき成果です。また,「嶋名」と書かれた土器も出土し,当遺跡周辺の島名という地名が,奈良時代にはすでに存在していたことも明らかになりました。
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●4●問い合わせ先 |
財団法人茨城県教育財団
企画管理課 TEL 029-225-6587
つくば島名事務所 TEL:029-847-9550 |
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奈良時代の土器に「嶋名」と書かれていました。
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「巳」と書かれた土器が,約200点出土しました。
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平安時代の竪穴住居跡が重なり合った状態で確認できました。
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戦国時代の堀跡は,幅5m,深さ2mという大きなものでした。
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妙徳寺の南側(8区)と西側(16区)の調査が終了しました。8区では古墳時代から平安時代の住居跡11軒,掘立柱建物跡1棟,16区では中世の堀跡1条,井戸跡5基などを確認しました。
8区では狭い調査区の中から,時代の異なる竪穴住居跡や掘立柱建物跡が重なるように確認できました。また16区の堀跡は深さが約2mもある大きなもので,出土遺物から16世紀代に使用され,江戸時代には埋め戻されていたことが分かりました。中世から近世へと時代が移り変わる中で,妙徳寺周辺でも大きな社会変革があったことがうかがわれます。
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6世紀の住居跡を掘り込んでいるところです。
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左の住居跡の竈脇から土器が重なって出土しました。
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径3mの井戸跡を実測しているところです。
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堀の底面近くから鍋や小皿が出土しました。
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当遺跡は,つくば市の南西部を流れる東谷田川の右岸にあります。当遺跡は,平成7年度から調査を行っており,古墳時代から平安時代にかけての県内屈指の大集落跡であることがわかっています。
今年度は,香取神社の南側の低地部を調査しています。谷部の湧水点からは,土器のかけらや木材,木製品がまとまってたくさん出土しています。まだ,全容は見えていませんが,列状に並んだ丸太が出土していることから,水を利用した土地活用について新しい発見ができるのではないかと期待しています。
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水が流れる方向に沿って,出土した丸太
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出土した木製容器の底板
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