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●常総豊岡事務所 |
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〒303-0041 常総市豊岡町字満倉乙3468-5
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TEL・FAX 0297-24-3557
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遺跡名
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調査期間
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主な遺構
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主な遺物
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満倉北遺跡 |
平成23年8月〜9月 |
縄文時代 |
竪穴住居跡,土坑,溝跡 |
縄文土器
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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●満倉北遺跡(みてぐらきたいせき)[ご案内マップ]
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9月末をもって満倉北遺跡の調査が終了しました。今回の調査で,竪穴住居跡2軒,土坑19基,溝跡8条,道路跡2条を確認し,奈良時代に集落が営まれていたことが判明しました。2軒の竪穴住居跡は,いずれも調査区域外へ延びているため,コーナー部を確認しただけですが,推定できる軸線がほぼ一致しているので,同時期の建物跡と推測できます。当遺跡の北西にある平安時代に建立された大生郷天満宮と,南東にある分社安楽寺が位置していることから,調査開始前は平安時代の集落の存在を想定していましたが,それ以前の奈良時代から集落が営まれていたことを示す貴重な資料となりました。
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上空からみた満倉北遺跡
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2軒の竪穴住居跡から出土した須恵器
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8月から満倉北遺跡の調査が始まりました。当遺跡は常総市の中央部,鬼怒川と東仁連川に挟まれた標高20〜22mの馬の背状に細長く延びた台地上に位置しています。当遺跡周辺には貝塚甲遺跡や満倉南遺跡など,縄文土器が採集できる遺跡が多く存在しており,この台地上が古くから生活の場であったことが分かります。
今月は表土を剥ぎ取って確認作業を行い,竪穴住居跡,溝跡,土坑などを確認しました。来月末までの調査で性格や時期などを明らかにしていきたいと思います。
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重機を使って遺構を確認する調査員
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表土で採集した縄文土器片
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