www.ibaraki-maibun.org 発掘情報いばらき
発掘遺跡・整理遺跡
情報最前線
概要
発掘遺跡・整理遺跡
これまでの発掘・整理遺跡
小中学生のためのやさしい考古学講座
小中学生のためのやさしい考古学講座
報告書のご案内
リンク集
HOME
E-mail

潮来事務所

〒311-2405 潮来市築地179番地の2

TEL 080-3405-9059(5月まで)

 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
坊内遺跡 平成23年4月〜5月 縄文時代,時期不明 炉跡,土坑,道路跡,ピット群

縄文土器

貝塚古墳群 平成23年4月〜5月 縄文時代 遺物包含層,溝跡,土坑 縄文土器
*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

坊内遺跡(ぼううちいせき)貝塚古墳群(かいつかこふんぐん) [ご案内マップ]


平成23年5月の調査状況

今回の調査では,縄文時代の住居跡1軒,土坑21基,ピット群1か所を確認しました。これらの遺構や出土遺物などから,当遺跡が縄文時代中期の集落跡であることが分かりました。住居跡には,炉跡や柱穴など,住居跡の一部が残存していました。土坑は,内面がやや袋状にふくらむ形をしており,出土遺物から中期にみられる食糧貯蔵用のものと考えられます。これらの土坑は,調査区域内の2か所に集中しており,調査区域外に連続して存在していた可能性があります。調査区域に隣接する畑地には縄文土器が散見できることからも,今から5000年〜4000年前にこの台地上には縄文時代の集落が点在し,人々が生活をしていたと考えられます。

 
南西上空から撮影した坊内遺跡
出土した縄文土器
 

平成23年4月の調査状況

4月から5月までの2か月の予定で,坊内遺跡(207㎡)と貝塚古墳群(74㎡)の調査を開始しました。両遺跡は,北東に北浦,南西に霞ヶ浦を望む台地上に立地しており,細い谷津が複雑に台地に入り込んでいます。  坊内遺跡は,主に縄文時代中期と考えられる土器が伴う土坑7基,ピット群1か所などを調査しています。貝塚古墳群は,表土除去が終了し,これから本格的に調査を開始します。

 
坊内遺跡の土坑から縄文土器片が出土した様子
遺構確認中の貝塚古墳群
 
もどる
上へ
©2002 Ibaraki education foundation. All rights reserved.