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●中道南遺跡(なかみちみなみいせき 08-203-482) [ご案内マップ] |
65 756 876*33
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。 |
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所在地 |
土浦市中字中道ほか |
立地 |
土浦市南部、花室川右岸の標高13~25mの台地上 |
調査期間 |
2024年1月1日〜3月31日 |
調査面積 |
1,335㎡ |
主な時代 |
古墳時代、奈良時代、平安時代 |
主な遺構 |
竪穴建物跡20棟、掘立柱建物跡3棟、柱穴列1条、焼土跡2か所、土坑46基、不明遺構2基 |
主な遺物 |
土師器、須恵器、灰釉陶器、土製品(土玉・羽口・支脚)、石器・石製品(砥石・紡錘車・支脚)、金属製品(刀子・鉄鏃・鎌・火打金) |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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今年度の調査が終了しました。古墳時代、奈良時代、平安時代の竪穴建物跡と掘立柱建物跡などを確認しました。9世紀から10世紀の平安時代の竪穴建物跡が11棟確認され、それに付設された竃の位置は、建物の北東壁や北西壁に付設された竃がほとんどですが、南東壁のもの1棟も確認しました。また、竃で使用する支脚の材質・形態には、土製や石製で円柱状のもの、小形の土師器甕を転用したものがみられるなど、竃の位置や支脚などの多様性や工夫がうかがえます。
当遺跡の古墳時代から平安時代の集落跡は、調査地点の北側を中心に多くの建物跡を確認できたことから、台地の中央部に広がる様子が確認できました。そのなかでも、平安時代に竪穴建物の棟数が多くなることが確認できました。 |
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煙道部が残る奈良時代の竈 |
土製の支脚を据えた平安時代の竈 |
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石製の支脚を据えた平安時代の竈 |
支脚に転用した小形甕を据えた平安時代の竃 |
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遺跡遠景(南から) |
遺跡近景(北から) |
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1月から調査を開始し、古墳時代から平安時代の竪穴建物跡を中心に調査を進めています。
平安時代の竪穴建物跡2棟から墨書土器が出土しました。墨書土器を含む遺物は、埋め戻したと考えられる覆土中から出土しています。墨書土器には、「山上」、「豊前」などの文字が書かれていました。 |
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平安時代の第3号竪穴建物跡 |
墨書土器「山上」(第3号竪穴建物跡) |
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平安時代の第13号竪穴建物跡 |
墨書土器「豊前」(第13号竪穴建物跡) |
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●土浦事務所 [ご案内マップ] |
〒300-0841 茨城県土浦市中818-4 |
65 756 782*17
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