古墳時代後期の初め頃(5世紀末)は,大和王権が関東各地の豪族たちを制圧して,安定した政治を行っていた時期です。そのため,大和からは,朝鮮の工人に作らせた須恵器(すえき:当時は宝物)やかまど(土や粘土で築き,土器をかけて煮炊きする場所,朝鮮半島から伝わったもの),大和王権が行っていた祭り(石製模造品)など新しい技術や品物が入ってきました。星合遺跡からは,初期のかまどや祭りをした跡が発見されています。