書名ふりがな |
はぐろいせき |
書名 |
羽黒遺跡 |
副書名かな |
いっきゅうかせんめぬまがわかせんかいしゅうこうじじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名 |
一級河川女沼川河川改修工事事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次 |
1 |
シリーズ名 |
茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号 |
202 |
編著者名 |
駒澤悦郎 |
編集・発行機関 |
財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号 |
310-0911 |
所在地 |
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号 |
029 -225 -6587 |
発行年月日 |
20030326 |
遺跡番号 |
08541-38 |
遺跡名かな |
はぐろいせき |
遺跡名 |
羽黒遺跡 |
遺跡所在地かな |
いばらきけんさしまぐんそうわまちおおあざまえばやしあざどうば |
遺跡所在地 |
茨城県猿島郡総和町大字前林字道場1392番地他 |
遺跡北緯度 |
36度08分36秒 |
遺跡東経度 |
139度44分33秒 |
遺跡標高 |
12〜14m |
調査期間 |
20001101-20010228/20011001-20011228 |
調査面積 |
3908㎡ |
調査原因 |
一級河川女沼川河川改修工事事業に伴う事前調査 |
種別 |
包蔵地/集落跡 |
時代 |
旧石器/弥生/縄文/古墳/奈良・平安/中世以降 |
遺構と遺物 |
旧石器時代 |
/ 石器(細石刃核) |
縄文時代 |
竪穴住居跡 2軒,炉穴 1基,土坑 2基,石器集中地点
1か所 / 縄文土器(深鉢),石器(尖頭器・掻器・削器・石鏃・石皿・磨石・石斧・剥片) |
弥生時代 |
/ 弥生土器(壺・甕),土製品(紡錘車) |
古墳時代 |
竪穴住居跡 22軒,掘立柱建物跡 2棟 / 土師器(壺・甕・台付甕・椀・高坏・器台・坩・甑),石製品(紡錘車・砥石),土製品(土錘・支脚),金属製品 |
奈良・平安時代 |
竪穴住居跡 25軒,掘立柱建物跡 10棟,井戸跡
1基,土坑 2基,方形周溝 1基,溝 1条 /土師器(坏・高台付・甕・甑),須恵器(坏・高台付坏・壺・甕・蓋・盤・高盤・甑・円面硯),石製品(砥石),金属製品(閂・ホ具・刀子・紡錘車) |
中世以降
|
方形竪穴建物跡 1基,井戸跡 12基,土坑 175基,溝
14条 / 陶磁器(擂り鉢・甕・天目茶碗・緑釉皿・香炉・灯明皿・蓋・仏飯器),土製品(泥面子),石製品(板碑・砥石・石盤),土師質土器(鍋),木製品(木簡) |
特記事項 |
旧石器時代から江戸時代にかけての複合遺跡である。特に,古墳時代(前期)と平安時代に大規模な集落が形成され,当地域における中心的な役割を担った集落であったと考えられる。
特筆されることは,中世以降の第1号方形竪穴建物跡から木簡が出土していることである。 |