書名ふりがな |
おおぼりひがしいせき |
書名 |
大堀東遺跡 |
副書名かな |
こかいがわちゅうりゅうぶかどうくっさくじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名 |
小貝川中流部河道掘削事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次 |
1 |
シリーズ名 |
茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号 |
269 |
編著者名 |
近藤 恒重,田月 淳一 |
編集・発行機関 |
財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号 |
310-0911 |
所在地 |
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号 |
029-225-6587 |
発行年月日 |
20070323 |
遺跡番号 |
8210-060 |
遺跡名かな |
おおぼりひがしいせき にく |
遺跡名 |
大堀東遺跡 2区 |
遺跡所在地かな |
いばらきけんしもつましひばしあざおおぼりひがし |
遺跡所在地 |
茨城県下妻市樋橋字大堀東444番地ほか |
遺跡北緯度 |
36度09分53秒 |
遺跡東経度 |
140度00分22秒 |
遺跡標高 |
17〜18m |
調査期間 |
20051001-20060331 |
調査面積 |
9869㎡ |
調査原因 |
小貝川中流部河道掘削事業に伴う事前調査 |
種別 |
集落跡/その他 |
時代 |
縄文/平安/近世/不明 |
遺構と遺物 |
縄文時代 |
周溝状遺構1基,土坑39基、屋外2炉基,ピット群2か所,遺物包含層2か所/縄文土器(深鉢・浅鉢),石器(鏃・剥片) |
平安時代 |
竪穴住居跡63軒,工房跡1軒,土坑15基/土師器,須恵器,灰釉陶器(皿・瓶類),土製品(置き竈・支脚)),石製品(支脚) |
近世時代 |
堀跡1条,溝跡9条,石組遺構1か所/陶器(擂鉢・甕)・磁器(碗・皿),五輪塔 |
不明 |
溝跡7条,土坑117基,柱穴列跡2か所,ピット群4か所,旧河道跡1条,旧堤防跡2か所/土師器,須恵器,灰釉陶器(皿・長頸瓶),陶器(碗・瓶・擂鉢),磁器(碗・皿),土製品(置き竈・紡錘車),鉄製品(刀子・釘),木製品(鉤・杵・杭) |
要約 |
平安時代の集落跡を中心とする、縄文時代から中・近世にかけての複合遺跡である。遺跡内に堆積した層は,川の氾濫の影響を受けて形成され,遺構確認面が何層にも分かれている。上部のシルト・砂・粘土層からは,平安時代の竪穴住居跡,中・近世の堀,溝跡,下部の黄褐色土層からは,縄文時代の遺構が確認されている。また,小貝川沿いからは旧河道路が確認され,土師器,灰釉陶器,木製品などが出土している。 |