書名ふりがな |
むかいはらいせき こぐみいせき かみかがたじょうあと |
書名 |
向原遺跡 小組遺跡 上加賀田城跡 |
副書名かな |
きたかんとうじどうしゃどう(きょうわ〜ともべ)けんせつじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名 |
北関東自動車道(協和〜友部)建設事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次 |
16 |
シリーズ名 |
茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号 |
272 |
編著者名 |
石川義信/早川麗司 |
編集・発行機関 |
財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号 |
310-0911 |
所在地 |
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号 |
029-225-6587 |
発行年月日 |
20070323 |
遺跡番号 |
8216-143 |
遺跡名かな |
むかいはらいせき |
遺跡名 |
向原遺跡 |
遺跡所在地かな |
いばらきけんかさましおおあざもとどあざむかいはら |
遺跡所在地 |
茨城県笠間市大字本戸字向原4622番地の1ほか |
遺跡北緯度 |
36度20分25秒 |
遺跡東経度 |
140度13分29秒 |
遺跡標高 |
88〜103m |
調査期間 |
20020401-20020731,20041101-20050228,20050711-20050803 |
調査面積 |
12629㎡ |
調査原因 |
北関東自動車道(協和〜友部)建設事業に伴う事前調査 |
種別 |
包蔵地/狩猟場/集落跡/墓跡/その他 |
時代 |
縄文/平安/近世/不明 |
遺構と遺物 |
縄文時代 |
遺物包含層4か所,陥し穴31基,竪穴住居跡3軒,屋外炉跡2基/縄文土器,石器(石鏃・剥片) |
平安時代 |
竪穴住居跡2軒/土師器,石器(砥石) |
近世時代 |
墓坑5基/金属製品(煙管・古銭・釘) |
不明 |
方形竪穴遺構1基,土坑71基,溝跡5条/縄文土器,石器(石鏃) |
要約 |
向原遺跡は,縄文時代から近世まで断続的に営まれた複合遺跡である。縄文時代は,丘陵性台地の最頂部付近に短期的と見られる集落が形成され,緩やかに傾斜する台地上が狩猟場とされていたと考えられ,31基の陥し穴が確認されている。平安時代には小規模な集落が短期間営まれたと考えられる。近世には墓域が形成されている。 |