書名ふりがな |
うえのふるやしきいせきに |
書名 |
上野古屋敷遺跡2 |
副書名かな |
なかね・こんだだいとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名 |
中根・金田台特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次 |
10 |
シリーズ名 |
茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号 |
第307集 |
著者名 |
川井正一 |
編集・発行機関 |
財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号 |
310-0911 |
所在地 |
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号 |
029-225-6587 |
発行年月日 |
20080324 |
遺跡番号 |
08220-510 |
遺跡名かな |
うえのふるやしきいせき |
遺跡名 |
上野古屋敷遺跡 |
遺跡所在地かな |
いばらきけんつくばしおおあざうえのあざてんじん |
遺跡所在地 |
茨城県つくば市大字上野字天神553番地ほか |
遺跡北緯度 |
36度07分00秒 |
遺跡東経度 |
140度07分21秒 |
遺跡標高 |
26〜28m |
調査期間 |
20060901-20070331 |
調査面積 |
3,427㎡ |
調査原因 |
中根・金田台特定土地区画整理事業に伴う事前調査 |
種別 |
集落跡/墓域/その他 |
時代 |
縄文/弥生/古墳/平安/中・近世/近世/不明 |
遺構と遺物 |
縄文時代 |
竪穴住居跡12軒,陥し穴3基,土坑33基,遺物包含層1か所/縄文土器(深鉢),石器・石製品(鏃・石匙・磨石・石斧・石棒・?状耳飾り・垂飾り),剥片 |
弥生時代 |
竪穴住居跡3軒/弥生土器(壺),土製品(紡錘車) |
古墳時代 |
竪穴住居跡9軒,土坑4基,溝跡1条/土師器(坏・坩・器台・高坏・椀・壺・甕・甑・ミニチュア土器),土製品(球状土錘),石製品(勾玉・臼玉・紡錘車),埴輪 |
平安時代 |
竪穴住居跡2軒/土師器(坏・高台付坏・甕),須恵器(高台付坏),灰釉陶器(短頸壺),土製品(球状土錘) |
中・近世 |
土坑6基,溝跡7条/土師質土器(小皿・鍋・火鉢),陶器(小皿),磁器(碗),鉄製品(釘・簀) |
近世 |
墓坑2基/金属製品(煙管) |
不明 |
土坑66基,溝跡6条,ピット群3か所 |
要約 |
当遺跡名が示すように,当域は現在の上野地区の故地と言われ,調査区には古屋敷の字名が残っている。調査の結果,縄文時代早・前・中期,弥生時代後期,古墳時代前・中期,奈良・平安時代,中世後半と断続的に集落が営まれた旧石器時代から江戸時代までの複合遺跡であることが判明した。 |