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十王堂遺跡

 
書名ふりがな
じゅうおうどういせき
書名
十王堂遺跡
副書名かな
しゅようちほうどうひたちかさませんどうろかいりょうこうじちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名
主要地方道日立笠間線道路改良工事地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
 
シリーズ名
茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号
第332集
著者名
清水 哲 齋藤貴史
編集・発行機関
財団法人茨城県教育財団
郵便番号
310-0911
所在地
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号
029 -225-6587
発行年月日
2010(平成22)年3月24日
遺跡番号
08202-099
遺跡名かな
じゅうおうどういせき
遺跡名
十王堂遺跡
遺跡所在地かな
いばらきけんひたちしすえひろちょう5ちょうめ174-2ばんちほか
遺跡所在地
茨城県日立市末広町5丁目174 −2番地ほか
遺跡北緯度
36 度33 分27 秒
遺跡東経度
140 度37 分09 秒
遺跡標高
59〜60m
調査期間
20080401〜20080930
調査面積
1,269㎡
調査原因
主要地方道日立笠間線道路改良工事に伴う事前調査
種別
集落跡/墓域/その他
時代
縄文/弥生/平安/中世/不明
遺構と遺物
縄文 竪穴住居跡14軒,掘立柱建物跡1棟,土坑620基,遺物包含層1か所/縄文土器(深鉢・鉢・浅鉢・注口土器・壺形土器・蓋・ミニチュア土器),土製品(土偶・耳栓・土器片円盤),石器(石鏃・石錐・磨製石斧・打製石斧・磨石・敲石・石錘・浮子・棒状凹石・凹石・石皿),石製品(石棒・石剣・垂飾り),木製品(柱材)
弥生 土坑墓1基,土坑2基/弥生土器(鉢・壺),石製品(管玉)
平安 竪穴住居跡6軒,溝跡1条/土師器(坏・高台付椀・高台付皿・甕・甑),須恵器(甕),灰釉陶器(瓶),鉄製品(刀子)
中世 井戸跡3基/土師質土器(小皿・内耳鍋),陶器(甕),銅製品(懸け鏡・銭貨)
不明 溝跡1条/縄文土器
要約
縄文時代中・後・晩期,弥生時代中期,平安時代中期の各時代の集落跡が確認されている。縄文時代から弥生時代の集落域は,時代が下るごとに調査区の東部から西部へ移動しており,土地利用の変化がみられる。また,表土中から中世の懸け鏡も出土している。
 
西上空から見た十王堂遺跡と太平洋
東北地方の影響が見られる土偶
 
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