書名ふりがな
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しのざきいせき |
書名
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篠崎遺跡 |
副書名かな
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あみよしわらひがしとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名
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阿見吉原東土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次
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シリーズ名
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茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号
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第347集 |
著者名
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寺内久永 関 絵美
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編集・発行機関
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財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号
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310-0911 |
所在地
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茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
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電話番号
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029 -225-6587 |
発行年月日
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2011(平成23)年3月23
日 |
遺跡番号
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08443−116 |
遺跡名かな
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しのざきいせき |
遺跡名
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篠崎遺跡 |
遺跡所在地かな
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いばらきけんいなしきぐんあみまちおおあざよしわらあざしのざき2291ばんちの1ほか |
遺跡所在地
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茨城県稲敷郡阿見町大字吉原字篠崎2291番地の1ほか
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遺跡北緯度
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35度59分7秒 |
遺跡東経度
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140度14分1秒 |
遺跡標高
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22〜24m |
調査期間
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20090901〜20100331
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調査面積
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10,955 ㎡ |
調査原因
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阿見吉原東土地区画整理事業に伴う事前調査
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種別
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包蔵地/集落跡/その他
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時代
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旧石器/縄文/古墳/中世/不明
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遺構と遺物
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旧石器 |
石器集中地点1か所/石器(ナイフ形石器・石核・剥片) |
縄文 |
陥し穴1基 |
古墳
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竪穴住居跡20軒/土師器(坏・椀・高坏・坩・器台・壺・甕・甑・ミニチュア土器・手捏土器),土製品(土玉),石製品(勾玉・臼玉・単孔円板・双孔円板・剣形模造品)
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中世・近世 |
井戸跡2基,地下式坑12基,堀跡1条,溝跡4条,土坑2基,不明遺構1基/土師質土器(小皿・灯明皿・内耳鍋),陶器(甕),石器(砥石),金属製品(刀子・銭貨),獣骨(馬骨・馬歯)
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不明 |
道路跡1条,溝跡13条,土坑252基/土製品(土玉・管状土錘),石器(石鏃・磨製石斧・砥石),石製品(単孔円板・双孔円板・剣形模造品),金属製品(銭貨) |
要約
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当遺跡は,旧石器時代から中世にかけての複合遺跡である。集落が営まれた時期は古墳時代で,前期が中心である。前期の集落は短期間で,当遺跡の東側の対岸に位置する薬師入遺跡から当遺跡へと広がり,再び薬師入遺跡へと集約されていく様相がうかがえる。土器は,上総地域,南武蔵地域,東海地方,北陸地方などの影響を受けた土師器が出土している。特に甕は上総系の平底甕が中心であるが,南武蔵系の台付甕も一定量出土している。 |