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高須賀中台東遺跡

 
書名ふりがな
たかすかなかだいひがしいせき
書名
高須賀中台東遺跡
副書名かな
いっぱんこくどう468ごうしゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうしんせつじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名
一般国道468号首都圏中央連絡自動車道新設事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名
茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号
第382集
著者名
坂本勝彦
編集・発行機関
公益財団法人茨城県教育財団
郵便番号
310-0911
所在地
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号
029 -225-6587
発行年月日
2014(平成26)年3月12日
遺跡番号
08220−070
遺跡名かな
たかすかなかだいひがしいせき
遺跡名
高須賀中台東遺跡
遺跡所在地かな
いばらきけんつくばしもとかみしんでんあざなかだい682ばんちの1ほか
遺跡所在地
茨城県つくば市元上新田字中臺682番地の1ほか
遺跡北緯度
36度4分21秒
遺跡東経度
140度0分56秒
遺跡標高
19〜21m
調査期間
20100701〜20110330
調査面積
11,942㎡
調査原因
一般国道468号首都圏中央連絡自動車道新設事業に伴う事前調査
種別
集落跡/狩猟場/包蔵地/その他
時代
旧石器/縄文/古墳/不明
遺構と遺物
旧石器 石器集中地点3か所/石器(ナイフ形石器・石刃),剥片
縄文 竪穴建物跡6棟,陥し穴5基,土坑29基,集石遺構2か所/縄文土器(深鉢),石器(磨石)
古墳 竪穴建物跡24棟,土坑33基/土師器(椀・坩・脚付坩・器台・高坏・壺・台付甕・甕・小形甕・甑・炉器台・ミニチュア土器・手捏土器),土製品(土玉・管状土錘・鏡形土製品・糸巻形土製品・翼状土製品),石器(砥石),鉄器(刀子・鎌・鑿・槍鉋),自然遺物(野蒜・炭化種子)
不明 竪穴建物跡1棟,井戸跡1基,土坑230基,溝跡12条,ピット群12か所/縄文土器,土師器,石器(石皿),石製品(有孔円板),銭貨(寛永通寶)
要約
調査の結果,後期旧石器時代には石器製作地点,縄文時代前期と古墳時代前期には集落が営まれていたことが明らかになった。古墳時代前期の竪穴建物跡では,焼失住居を複数確認するとともに,鏡形,糸巻形,翼状の土製品やミニチュア土器,土玉などが多数出土している。遺物の種類や出土状況から,住居の構築や廃絶時における祭祀的な行為が想定できる。
 
土器片や炭化材が出土している竪穴建物跡
第5号竪穴建物跡出土遺物
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