書名ふりがな
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にしいずみたふせぎいせき やまさきいせきぐん |
書名
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西泉田伏木遺跡 山崎遺跡群 |
副書名かな
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いっぱんこくどう468ごうしゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうけんせつじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名
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一般国道468号首都圏中央連絡自動車道建設事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次
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シリーズ名
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茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号
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第392集 |
著者名
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大島孝博 齋藤和浩 |
編集・発行機関
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公益財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号
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310-0911 |
所在地
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茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
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電話番号
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029 -225-6587 |
発行年月日
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2015(平成27)年3月16日 |
遺跡番号
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08-546-042 |
遺跡名かな
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やまさきいせきぐん |
遺跡名
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山崎遺跡群 |
遺跡所在地かな
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いばらきけんさしまぐんさかいまちおおあざやまさきあざしんやしき135ばんち6ほか |
遺跡所在地
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茨城県猿島郡境町大字山崎字新屋敷135番地6ほか |
遺跡北緯度
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36度07分28秒 |
遺跡東経度
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139度49分12秒 |
遺跡標高
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16m |
調査期間
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20120801〜20130331 |
調査面積
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9,176㎡ |
調査原因
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一般国道468号首都圏中央連絡自動車道建設事業に伴う事前調査 |
種別
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集落跡 |
時代
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縄文/弥生/古墳/室町/江戸/不明 |
遺構と遺物
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縄文 |
竪穴建物跡1棟,炉穴32基,土坑16基,粘土採掘坑9基,ピット群1か所,遺物包含層1か所/縄文土器(深鉢・浅鉢),石器(尖頭器・石鏃・石錐・打製石斧・磨製石斧・石皿・敲石・スタンプ形石器・凹石) |
弥生 |
土坑1基/弥生土器(壺) |
古墳 |
竪穴建物跡3棟,土坑19基/土師器(坏・椀・高坏・甕),土製品(土玉) |
室町 |
掘立柱建物跡2棟,井戸跡2基,土坑93基,溝跡1条,方形周溝遺構1基,ピット群1か所/土師質土器(小皿・灯明皿),陶器(皿・甕・壺・卸皿),石器(茶臼),石製品(板碑),木製品(建築部材),銭貨(洪武通寳など) |
江戸 |
掘立柱建物跡12棟,井戸跡6基,粘土貼土坑6基,土坑69基,溝跡36条,方形周溝遺構1基,ピット群4か所/土師質土器(小皿・焙烙),陶器(碗・灯明皿・皿・鉢・片口鉢・擂鉢・香炉・徳利・土瓶・壺・甕),磁器(碗・皿・徳利),石器(茶臼・石臼・砥石・火打石),鉄製品(皿・釘・鏨),銅製品(煙管・手鏡),木製品(漆器椀・横櫛・曲物・桶)銭貨(寛永通寳),自然遺物(貝殻) |
不明 |
焼土跡8か所,土坑28基,溝跡6条,ピット群7か所/縄文土器,弥生土器,土師器,須恵器,土師質土器,陶器,磁器,土製品,石器,石製品 |
要約
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山崎遺跡群では,縄文時代・弥生時代・古墳時代・室町時代・江戸時代の複合遺跡であることが確認できた。特に,江戸時代の遺構では,掘立柱建物跡と共に井戸跡や区画溝跡を確認した。その配置から,当時の屋敷跡と捉えることができる。また,それに伴う遺物群は当時の農村部の様相を知る上で貴重な資料である。 |