書名ふりがな
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たくうだいらいせき |
書名
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田宮平遺跡 |
副書名かな
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としけいかくどうろたくう・なかかしわだせんせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名
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都市計画道路田宮・中柏田線整備事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
巻次
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シリーズ名
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茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号
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第410集 |
著者名
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兼子博史 |
編集・発行機関
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公益財団法人茨城県教育財団 |
郵便番号
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310-0911 |
所在地
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茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号
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029-225-6587 |
発行年月日
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2016(平成28)年3月18日 |
遺跡番号
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08219-110 |
遺跡名かな
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たくうだいらいせき |
遺跡名
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田宮平遺跡 |
遺跡所在地かな
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いばらきけんうしくしたくうちょうあざたいら1,030ばんちほか |
遺跡所在地
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茨城県牛久市田宮町字平1,030番地ほか |
遺跡北緯度
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36度59分2秒 |
遺跡東経度
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140度7分56秒 |
遺跡標高
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23〜24m |
調査期間
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20141001〜20141131 |
調査面積
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1,362㎡ |
調査原因
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都市計画道路田宮・中柏田線整備事業に伴う事前調査 |
種別
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石器製作跡/狩猟場/集落跡 |
時代
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旧石器/縄文/奈良・平安/室町/時期不明 |
遺構と遺物
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旧石器 |
石器集中地点1か所/石器(掻器・削器),剥片 |
縄文 |
陥し穴4基,土坑2基/縄文土器(深鉢) |
奈良・平安 |
竪穴建物跡4棟,掘立柱建物跡1棟,土坑2基/土師器(坏・甕・小型甕・甑),須恵器(坏・高台付坏・蓋・盤・高盤・甕・甑),灰釉陶器(長頸瓶),土製品(支脚),石製品(砥石),金属製品(刀子・釘),椀形滓 |
室町 |
掘立柱建物跡1棟,土坑1基/土師質土器(内耳鍋),陶器(椀) |
不明 |
掘立柱建物跡2棟,溝跡2条,道路跡3条,土坑53基/土師器(甕),須恵器(坏・甕)陶器(擂鉢),縄文土器(深鉢・浅鉢),土製品(スタンプ形土製品),石器(尖頭器),石核,剥片 |
要約
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旧石器時代は石器製作跡,縄文時代は狩猟場として,奈良・平安時代になると集落として土地利用されていたことが分かった。第3号竪穴建物跡は建物を拡張した様子を,第4号竪穴建物跡は竈を北から東へ作り変えた様子を確認した。第2号竪穴建物跡からは椀形滓,第1・3号竪穴建物跡からは鉄滓が出土しており,周辺に鍛冶工房があった可能性がある。 |